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2024年3月2日(土) 午前10時30分 奈良・帝塚山中学高校…約4割が現役で国公立大へ!『男女併学』の強み

関西屈指の進学校、帝塚山中学校高等学校。奈良市の中心部からほど近い場所に位置し、例年、約4割の生徒が京都大や大阪大などの国公立大に現役合格。関関同立など難関私大にも強い。その原動力である『男女併学』と『人間力を高める教育』を進める姿に迫る。近鉄・学園前駅。南口を出ると帝塚山中高の正門に直結する専用歩道橋がかかっている。徒歩わずか1分。『駅から出たらすぐ正門』という通学利便性の良さは大きな魅力だ。同じ敷地に幼稚園から大学まであるとあってキャンパスは広大。屋上からは古都・奈良のシンボルの一つ『若草山』を見渡せる景観の良さだ。校舎内に入るとまず目につくのが、玄関ロビーにずらり並んだトロフィーや盾…運動部も文化部も優れた成績を収めている。蔵書5万冊の図書室には人気作家の小説から最新の雑誌まで揃い、中庭はウッドデッキ、担々麺が人気の食堂は400席ある広さだ。そして校内全てが生徒の笑顔で溢れている。一流進学校には見えない明るい雰囲気だが、なぜ高い大学合格率を誇るのか?その答えの一つが、授業は男女別々の『男女併学』だ。「中学生になると精神的な発達速度が大きく違ってくる。その違いを丁寧に見て、大事に育てている」のだ。実際、男子生徒にも女子生徒にも「ほど良い距離感が保てて、楽しく授業を受けられる」と好評だ。そして2つめの答えが中学1年から始まる『進路目標別のコース分け』。早い時期から、将来なりたい自分の理想の姿を思い描き、志を同じくする仲間たちと力を合わせて成長していくのだ。そして3つめが『先生との距離の近さ』だ。休み時間の教員室は、勉強の質問や個人的な悩みを相談しに来る生徒で溢れている。その一人一人に先生達は親身に向き合っている。これらの取り組みや環境の全てが相まって、受験だけでは終わらない『人間力』を高めていくのだ。そんな中、ロボット競技世界大会を目指し、仲間と頑張る高1男子がいた…。

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