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2023年3月11日(土) 午前10時30分 愛知・岡崎高校…東大・京大に40人超合格!得意を伸ばす教育

全国屈指の公立進学校、愛知県立岡崎高校。創立は明治29年。伝統ある男女共学校だ。例年、東大と京大に約20人ずつが合格し、全体の6割超の生徒が難関国公立大に進む。その秘密、『得意を伸ばす教育』に迫った。徳川家康“生誕の地"として有名な岡崎市。名鉄・東岡崎駅から徒歩10分の静かな町に岡崎高の校舎がある。大正前期に建てられた石造りの正門の門柱は、登録有形文化財だ。本館は4階建て。白い外観に威厳を感じる。長い歴史を誇る公立校だけあって、校舎内はどこか懐かしさを感じさせる素朴な造りだ。そのあちこちに、生徒が自主的に学ぶための工夫が凝らしてある。職員室前の細い廊下は長机とホワイトボードが並ぶ質問スペース。蔵書4万冊を誇る図書館の自習スペースは、1人ずつ間仕切った集中できるレイアウト。そして放課後には外国人講師による英語での科学講義を定期開催。希望する生徒は学年を問わず受講できる。教室はいつも満員だ。『学びたい意欲』に応える、充実した環境。だが、岡崎高生たちは受験一辺倒ではない。とある日の昼休み、教室をのぞいてみると…楽しく談笑しながら弁当を頬張る生徒たち。ところが、なぜか人数が少ない。実はこれ、校内スポーツ大会の開催が近いからだそう。ソフトボールなどの練習に昼休みを使うため多くの生徒が早弁して校庭に出ていたのだ。「好きなことのために分刻みでスケジュール管理する力はすごい」と先生も笑っていた。『好きな事をとことん追求する』生徒たち。その背中を押しているのが『得意を伸ばす』岡崎高の教育方針だ。階段を感知して自力で登るロボットを制作する生徒や、数学の神と呼ばれる生徒、手話スピーチで全国優勝した生徒もいる。そしてカメラが注目したのが、弁論部の新副部長に選ばれた1年生の女子。昨年夏、先輩たちが『ディベート甲子園』で高校日本一になった弁論部。その後を継ぎ、今夏の2連覇を目指して奮闘していたが…。

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