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2023年9月23日(土) 午前10時30分 東洋英和女学院…創立139年!伝統が導く“新たな人間教育”とは

東京港区の東洋英和女学院中学部・高等部。創立は明治17年。来年140周年を迎える伝統の女子校だ。幼稚園から大学院まである総合学園だが、東大を始めとした国公立大や早慶上理など難関私立大に、例年、数多くの合格者を輩出している一流進学校でもある。その原動力である『伝統の力と奉仕の精神に裏打ちされた“新たな人間教育"』に迫る。東京六本木。ビジネス街と繁華街が混在する文字通り大都会の真ん中に東洋英和はある。にぎやかな立地にありながら、学校の周囲は緑豊かで閑静な街並み。東京タワーをのぞむ白の校舎は、中世の絵画を思わせる趣だ。そんな学び舎は、一日中音楽で溢れている。大講堂では、毎朝、パイプオルガンの荘厳な音色とともに生徒たちの讃美歌の声が響く。かと思えば、休み時間や放課後には、学校中至るところから、ピアノの音が流れてくる。廊下やロビーなど校内のあちこちにピアノが置かれていて生徒が自由に弾いているのだ。そんな環境ですごす生徒たちはさぞ物静かと思いきや、実はそんなことはない。校舎内を回っていると、たくさんの生徒が先生たちと一緒になって談笑している場所を発見した。なんとそこは職員室。ドアは開けっ放しで、生徒たちが引っ切り無しに出入りしている。先生との話題は、勉強の質問に趣味や毎日の出来事まで…。先生と生徒の壁が無いのだ。大勢集まり過ぎて部屋に入りきれないため、廊下に雑談用机と椅子も並べてあるほどだ。明るく活発な生徒たちは、部活動も熱心だ。東洋英和にはクラブが28あり、生徒全員が何らかのクラブに所属している。ダンス部や合唱部など『ステージ系クラブ』が人気だ。ちなみに東洋英和では、高2高3になっても文系や理系のコース分けがない。その代わり豊富な選択科目から自分で考え授業を選ぶ。自分で進路を決め自分で時間割を作るのだ。そんな中、カメラが注目したのは、音楽部の部長の高2生。部員の減少に悩んでいた…。

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