バックナンバー

2022年5月23日(月)夜10時 「本郷高校…躍進の秘密は本数検?上級生が下級生に授業?」

今年で創立100周年を迎える本郷中学校・高等学校。ここ10年間で東京大学を始め、難関大学への進学実績が急上昇。教育界からも注目を集める進学校だ。学校があるのは、東京豊島区。都会の住宅地だけに敷地は有効的に活用されている。ラグビーやサッカーの公式試合もできる広大なグラウンドがある一方で、校舎の屋上にはバレーやテニスのコートが。こうした環境でラグビーを始め多くの運動部が活動している。そんな部活動が盛んな本郷で長年受け継がれているのが「先輩は後輩の面倒を良く見る」という精神。この伝統を勉強にも活かしているのが、中学2年生が教師役になって1学年下の中学1年生に教える「合同授業」の時間だ。使う教材は自分が1年前に受けた実際のテストなど。自分の経験をもとに問題のポイントを説明すると、下級生のためになるだけでなく、自分の基礎力強化にもつながるというユニークな取り組みだ。さらに、ここ10年間で飛躍的に進学実績が上昇した理由の一つが、年に3回行われる「本郷数学基礎学力検定試験」通称「本数検(ほんすうけん)」という独自のテスト。数学の教師たちが問題を作り、生徒は得点に応じて「級」や「段」を獲得。優秀者は朝礼で表彰もされる。こうした取り組みを行う工夫を重ねて、押しつけの勉強ではなく、生徒自らのモチベーションをじわじわと上げているのだ。
そんな中カメラは、東大や京大などを目指す「特進クラス」に所属する一人の高校2年生に注目。将来の目標が高いだけに勉強一辺倒かと思ったら、現在は生徒会の活動に夢中だという。自分の勉強の時間を削りながら「全校生徒のために」と率先して学校行事の準備に汗をかく毎日。その熱意の裏には、仲間や後輩を思いやる本郷の伝統と、ある先輩から託された思いがあった。果たしてその思いとは?

続きを読む

バックナンバー

/pages
ページトップに戻る