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2023年7月1日(土) 午前10時30分 東京・巣鴨中学高校…英国名門大にも!『進化した国際教育』

大正11年創立。実に100年の歴史を持つ東京の伝統校、巣鴨中学校・巣鴨高等学校。創立者は日本社会学の祖、遠藤隆吉博士だ。例年、早慶上理をはじめとする難関大学や、一流大学の医学部に数多くの合格者を輩出。さらには、英国のオックスフォード大学にも現役合格者を出すなど、世界を視野に入れた多彩な才能を育てている。その原動力である巣鴨伝統の『硬教育(こうきょういく)』と多種多様な『進化した国際教育』に迫った。東京豊島区。JR山手線の池袋駅と大塚駅、東武東上線の北池袋駅から、それぞれ歩いて10~15分ほどの場所に巣鴨中高はある。5階建てと6階建ての建物が並ぶ校舎棟は、2015年に新しく建て替えられたばかり。大きな窓がスタイリッシュな近代的建物だ。ところが、校舎内に入ると印象は一変する。壁も天井も扉も、ロッカーまでが天然の木で造られている。校舎建て替えの際に伐採した敷地内の木を活用した、癒しの空間なのだ。都心にある学校らしく運動設備は効率的だ。人工芝のグラウンドは、様々な競技に対応。屋上にはテニスコートに、野球部の練習場。2限と3限の間の休み時間には、全校生徒が校庭に集合し、巣鴨伝統の体操で汗を流す。秋の体育祭は、なんと新国立競技場で開催。様々な場で楽しく体を動かす…実はこれこそ教育理念『硬教育』を実践する一つの形だ。硬教育とは『楽しさや感動の体験を通して、自ら努力したくなる気持ちを育てること』。そしてその理念は勉強でも実践されている。例えば生徒たちが毎年楽しみにしているのが長野県白樺高原で行われるサマースクール。オックスフォード大学やケンブリッジ大学を卒業した外国人講師は、ミュージカル監督や競泳英国代表、世界的歴史家など多士済々。『第一線で活躍する人物から、情熱と感動を英語で教わる体験』を得て、更に深く英語を学ぶ努力をしたくなるのだ。そんな巣鴨で、未知の経験に挑む1人の陸上部員がいた…。

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