今年の「日経プラス10クラブ」のメルマガも今回が最後です。というわけで、小谷真生子キャスターに2016年の重大ニュースを選んでもらいました。 ・甘利明経済財政・再生相が辞任発表(1月) ・「シン・ゴジラ」公開(7月)大ヒットに ・南シナ海で中国の主権認めず 国際司法が判断(7月) ・イチ...
今年も残すところ2週間となりました。英国のEU(欧州連合)離脱を巡る国民投票、米大統領選挙、イタリアの憲法改正を問う国民投票――。欧米で「反移民」を掲げる勢力が強まる一方で、日本では外国人の就労にかかわる法律が11月に成立しました。 ということで、年内最後の今回は「日本が外国人の力を活かし、労働...
12月に入り、今年を振り返るニュースが多くなりました。私も6日の放送では、2016年の日経MJヒット商品番付を取り上げました。東西の横綱は、ゲーム「ポケモンGO」とアニメ映画「君の名は。」。いずれも「世代を超えて大ヒットし、現実社会の人の動きや消費活動まで動かした」(7日の日経新聞朝刊から)ことが...
テレビ東京グループの六本木3丁目への本社移転に伴い、「日経プラス10」のスタジオを一新したのが11月7日。およそ4週間が経過して、スタッフも新しい機材に慣れてきました。今後とも引き続き、応援よろしくお願い申し上げます。 とりわけ、視聴者の皆様から反響があったのが、11月16日から3夜連続でお届...
2016年も残すところ、あと1カ月。今年はマーケットにとって激動の1年でした。中国ショック、英国の欧州連合(EU)離脱、そしてトランプ大統領誕生と、株式相場、ドル円相場、債券相場は大きく動きました。最大の注目材料だった米大統領選が終わり、ここから先、マーケットはどんなテーマに関心を持てばいいのか。順...
プロデューサーの武田です。きょう11月18日(金)、このメルマガが皆さんに届いたときには日経プラス10の小谷真生子キャスターと愛知県豊田市にいるはずです。この1年で今日が何回目の愛知県ロケになったことでしょう。今回はトヨタ自動車の本社に豊田章男社長を訪ねました。振り返れば、私たちがカメラを回し始...
やはり開票結果を見てみないと、分からないものですね。大接戦の末、アメリカ大統領選挙を制したのは共和党候補、ドナルド・トランプさんの方だったのですから。 終盤で猛追していたとはいえ、当選に必要な過半数の選挙人をトランプさんが獲得するのは正直、厳しいかなと思っていました。ところが開票が始まると、激...
先日、トヨタ自動車が運営する学校、トヨタ工業学園(愛知県豊田市)にロケに行 きました。すると、入り口付近に「バッターボックスに立とう」と大きく書かれたポ スターが目に飛び込んできました。 この言葉、トヨタの豊田章男社長が最近、社員に向けて発しているメッセージで、 失敗を恐れず、挑戦しようとい...
先日、駐日仏大使夫人のフロランス・ゴドフェルノーさんにインタビュー取材しました。ご主人が2014年6月に大使に任命されたとき、パリの老舗出版社、アルバン・ミッシェル社で広報部長という要職に就いていたゴドフェルノーさんは、そのまま仕事を続ける選択をしました。 いまは暮らしの拠点を高校生の息子も住...
9月後半あたりから吹き始めた風が、10月に入ってますます強くなり、もはや止まりそうもありません。 東京・永田町から吹き始めた衆議院の解散風は、年明けあたりに日本列島に押し寄せる見通しです。関係者に取材したところ、1月16日、通常国会の冒頭で解散、2月19日に投開票というスケジュールが有力です。 ...
トヨタ自動車とスズキが提携を発表しました。1995年に日経ビジネスに配属されて、最初に担当したのが自動車業界。そんな私にとって、この提携は感慨深く、10月12日に開かれた記者会見にも参加しました。駆け出しの記者時代、誰よりもパワフルで、饒舌だった経営者と言えば、スズキの鈴木修会長(当時は社長)。...
パートやアルバイトの従業員を多く抱える流通や外食などの業界で、「10月危機」という言葉を最近よく耳にします。社会保険の適用拡大と、過去最大の最低賃金の引き上げがこの10月に重なり、人材獲得競争がさらに激しくなっているからだそうです。 社会保険(健康保険や厚生年金)の加入対象はこれまで、一般的に...
「つゆダク」「ねぎダク」「つゆダクダク」。ふらりと訪れた小さなお店のU字形のテーブルはきょうも満席、注文の声が元気に聞こえました。ここは築地市場(東京・中央)にある牛丼の「吉野家築地1号店」。知る人ぞ知る吉野家の創業店です。1959年にオープンして以来、築地市場で働く人たちのおなかを満たしてきまし...
今年はプロ野球が盛り上がっています。セ・リーグでは広島東洋カープが25年ぶりに優勝、横浜DeNAベイスターズが初めてクライマックスシリーズ進出を決め、広島と横浜の街にファンの歓喜の声が響きました。パ・リーグも残り10試合を切って、福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズが、最後の直接...
先日、5回目の核実験を強行した北朝鮮。私は最近、北朝鮮のとる行動を「不良息子の戦略」と呼んでいます。この場合の親にあたるのは中国です。素行不良で近所の住人は心配しており、時には注意もするのですが、肝心の親が本気で叱ってくれません。隠れて小遣いを与え、生活の面倒を見ています。息子は親のことを「ど...
2017年度の税制改正に向けて、ビール類にかかる酒税の見直し議論が政府・与党内で始まりました。財務省が示した案はビール類にかかる税率を数年かけて一本化するというもの。 税額が最も高い通常のビールは減税、発泡酒や「第三のビール」は増税するという内容です。この一本化案、一見朗報のようですが、はたし...
終わってみれば、日本のメダル数が過去最高だったリオデジャネイロ五輪。ちょうど12時間の時差のもと、昼夜逆転状態で競技をライブ観戦し寝不足気味だった日々さえもなつかしく思える「リオ五輪ロス」状態の人が少なくないようです。 かくいう私もその一人。特に開催される前に番組で、アシックスが開発した日本選手...
夏の北海道に台風が上陸したのは35年ぶりだそうです。しかも3つ立て続けに襲来し、収穫間近だったじゃがいも、タマネギなどに深刻な被害も出ており心配です。 台風の合間を縫うようにこの夏、2回札幌を訪れました。35年前の夏、台風が直撃した時、大学2年生だった私は北海道を旅行中でした。当時はやっていた...
今回は先日、番組で披露した「旬サイ、寒ブリ、ハツ鰹」という、私が人前でよく 話す「持ちネタ」を改めて、紹介します。仕事を進めるうえで、きっと役立つ場面が あると思います。 「旬菜、寒ぶり、初鰹」は、いずれも季節の食材を表す言葉ですが、これは食べ物 としておいしいだけでなく、ビジネスパーソンに...
アベノミクスをもう一度ふかす――。安倍首相が指示した経済対策が今週2日、閣 議決定されました。国と地方の予算に財政投融資なども含めた事業規模は28兆円余 り。複数年度にまたがるとはいえ、2009年、08年に次ぐ大きさです。 事業規模が56兆円に上った09年はリーマン・ショック後の経済危機への対...
先ごろ、厚生労働省が2015年の日本人の平均寿命を発表しました。女性87.05歳、 男性80.79歳で、いずれも過去最高を更新しました。国・地域別に見ると、世界1位は 男女とも香港でしたが、人口1億人を超える大国で上位にいるのは日本くらいです。 長寿大国の地位に変わりはありません。 7月2...
英国の欧州連合(EU)からの離脱騒動で、一時は1ドル=99円台まで円高が進みま した。円高は輸出企業の業績を悪化させるため、日本経済にとって、あまり歓迎され ないです。 円高メリットを感じる数少ない場面の1つが,海外に出た時です。ひと足早く6月 最終週に夏休みを取った同僚は、ハワイで久々に強い...
南シナ海問題を巡る初めての国際的な司法判断が今週12日、下されました。仲裁裁 判所は南シナ海のほぼ全域に管轄権があるとする中国側の主張を退け、提訴していた フィリピン側の主張を認めました。 中国は翌13日、「南シナ海の島々は中国固有の領土だ」とする白書を発表。劉振民 外務次官は記者会見で「判決...
マーケットの第一線で活躍している実力アナリストが毎日交代で登場し、相場の明 日を読む「イン ザ マーケット」のコーナーが4月にスタートして約3か月たちまし た。番組の最後、5分間ほどの短いコーナーですが、個性派ぞろいのアナリストの皆 さんの解説は番組の重要なコンテンツになっています。 4日は経済...
いま書いている横では、テニスのウィンブルドン選手権の生中継が放映されていま す。ウィンブルドンといえば、ロンドン郊外。ロンドンといえば、そう、英国。43年 間加盟してきた欧州連合(EU)からの離脱を国民投票で決め、世界中を仰天させたば かりの英国です。 投票終了直後に「残留52%に対し離脱...
トヨタ自動車が在宅勤務制度を見直す方向で労働組合と調整に入ったことが明らか になりました。週1日2時間だけ出社すれば残りは家などで働ける制度で、これまで一 部の社員に限っていた利用対象を8月にも総合職約1万3000人に広げるそうです。 このニュースで私が最も注目したのは、在宅勤務という働き方...
舛添要一・東京都知事が6月21日付で辞職します。15日の番組でも申し上げました が、舛添氏が終始意識していたのは、トミン(都民)でなく、ジミン(自民)だっ た、というのが率直な感想です。都議会の最大勢力である自民党さえ押さえておけ ば、自分が辞めることはないと高をくくり、粘りに粘った舛添氏ですが...
来週、再来週は、マーケットは一段と膠着感を強めるでしょう。 6月14日からの米 連邦公開市場委員会(FOMC)、15日からの日銀の金融政策決定会合、23日の英国の欧 州連合(EU)からの離脱をめぐる国民投票と続きます。市場関係者の関心はもっぱ ら、英国のEU離脱があるのか、ないのかに向かっていま...
「それ以上でも以下でもありません」。5月26日、番組で報じたセブン&アイ・ホ ールディングス株主総会後の記者会見の様子。カリスマ経営者、鈴木敏文氏が社長を 退き、名誉顧問に就任したことを受けて、新社長の井阪隆一氏が語った言葉です。鈴 木氏の今後の位置付けについての質問に対して、井阪氏は「顧問の位...
G7サミット主要国首脳会議の取材で伊勢志摩を訪れました。伊勢市にある国際メデ ィアセンターの中でこの原稿を書いています。現地の印象としては、とにかく警備員 の数の多さが半端ではありません。主要道路はどこを見ても等間隔で警察官やSP(警 護官)が立っています。サミットの期間中、三重県と愛知県は、全...
政府は今月18日、「ニッポン一億総活躍プラン」をまとめました。「国内総生産 (GDP)600兆円」「出生率1.8」と並ぶ新3本の矢として掲げられているのが、「介護離 職ゼロ」です。家族の介護を理由に離職する人は年10万人とされていますが、そうい う人たちを2020年代初頭までになくすというもので...
5月から6月にかけて、日本株相場は大きなヤマ場を迎えます。来週あたりからの 1カ月は、今年の相場の方向性を決める重要な時期になります。 まず5月26日からの伊勢志摩サミットです。ここまでに財政出動が決まると思いま すが、補正予算の規模に注目です。3兆円とか5兆円とか、常識的な規模ではマーケッ ...
私事で恐縮ですが、15年ほど前から大学で講義を受け持ち、現在は早稲田大学大学 院政治学研究科で、1コマだけですが、ジャーナリスト志望の学生を対象に実践形式 の授業を担当しています。 4月から新しい年度が始まり、私の授業を登録した学生の顔ぶれを見てびっくり! 8人のうち7人が中国からの留学生でし...
まさか自分の故郷である熊本県が被災地になるとは思いませんでした。これまで何 気なく阪神・淡路大震災や東日本大震災といった呼び名を使っていましたが、「熊本 地震」と言われると、複雑な気持ちになります。県民の誇りである熊本城が損壊した 映像を見ると、「これ以上は崩れないでほしい。踏みとどまってくれ」...
雇用形態が違っても、仕事の内容が同じなら、同じ賃金を払う。正社員と非正規労 働者の賃金格差を是正しようと、「同一労働同一賃金」を巡る議論が繰り広げられて います。安倍晋三首相が1月の施政方針演説で同一労働同一賃金の実現に踏み込む姿 勢を示したニュースを見て、「あれ?」と思われた方も多いのではない...
新年度に入って、日本株相場が大荒れです。年初は世界的に大荒れでしたが、今回 は局地的な嵐で、日本株1人負け状態です。 4月になって日経平均株価が1000円も急落したのは、急激に進んだ円高が大きな要 因でしょう。長く1ドル111-114円あたりのレンジにあった円相場が、一時、107円台 まで上...
約4年前、経営難に陥ったシャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の出資受け 入れを決めた直後、私は日本経済新聞のデスクとして取材の最前線である大阪に赴任 しました。「赴任前に決着してよかった」というのが本音でしたが、そうならなかっ たことはご存知の通りです。 最前線でたびたび感じたのはシャー...
今回はプロデューサーの武田が担当しました。日本は内向き志向になっていないでしょうか?日経プラス10が3月22日に都内で開いた番組のイベント「日経プラス10 Conference 2016日本再成長の道」で、富士フイルムホールディングスの古森重隆会長兼最高経営責任者(CEO)が発した一言が印象的で...
消費増税の先送りをめぐる議論が活発になっています。経済の専門家の間でも意見 は分かれていますが、年初来の経済指標やマーケットの低迷を受け、「先送り派」が 増えているような気がします。私もその方向に傾きつつあります。不況というほどで はありませんが、景気の足腰はふらついています。このタイミングで...
「日経プラス10」のニュース解説の中で、日経電子版の記事を積極的に取り上げて います。「東京の倒産件数増 アパレル不振と変調のシグナル」、「武道館に8000人 集めたラジオ番組『あ、安部礼司』」、「英中銀総裁もEU離脱問題を語れ(フィナ ンシャル・タイムズ社説)」といったように、経済ニュースの独自...
「もういいかい?」 「まだだよ」 こんなやりとりが続いた年初からの株式相場。どうやら「もういいよ」という声が 聞こえてきたように思います。中国人民元安、円高、原油安。当面の懸念たちが、ど うにか落ち着いてきた感じがします。 3月第1週は過去6年、日経平均株価は値上がりしており、そのジンクス...
「この施策が、自民党が掲げる参院選対策の目玉になるかもしれない」。2月16日 にお越しいただいた、サントリーホールディングスの新浪剛史社長の話を聞いて、 そんな予感がしました。「この施策」とは、「パート130万円の壁の撤廃」です。 経済財政諮問会議のメンバーである新浪さんは、この政策の実現を、政...
日銀の追加金融緩和で、年初からの日本株の動揺はひとまず収束するかなと、思っ ていたのですが、まさかこういう展開になるとは思いませんでした。 今の世界の市場をみてみると、「落ちるナイフはつかむな」という相場格言を思い 出します。行くところまでいかないと、市場は冷静さを取り戻せない。何年かに一度...
日銀は1月29日、初のマイナス金利導入を決めました。「お金を預けるのに金利を 取られる」ーー。この意外感が、新しい金融政策への関心を高めたように思います。 「日経プラス10」でも、日銀取材20年の清水功哉編集委員による解説をはじめ、手厚 く取り上げました。 記者会見に臨んだ黒田東彦総裁は、余裕...
1月18日に松竹の記者会見に出席しました。同日夜のニュースプラスでも、この模 様を取り上げましたが、内容は、人気歌舞伎俳優の市川染五郎さんが、米ラスベガス で5月に歌舞伎を、しかも、海外公演としては初めて古典ではなくまったく新しい作 品を披露する--というものでした。 歌舞伎の海外公演の歴史は...
読者の皆様、今回は少し言葉遊びに付き合ってください。 年初から続く世界同時株安。私は原因が大きく4つあると思っています。中国経済の 減速(China)、米国の利上げ(America)、原油価格の下落(Oil)、サウジアラビア の動乱(Saudi Arabia)です。そして、この4つの頭文字をと...
上り坂、下り坂、そしてまさか。人生に3つの坂があると、よく言いますが、年明 けのマーケットは、世界中の投資家が「まさか」と思っていることでしょう。 緊迫化する中東情勢、減速懸念の中国経済、下落が続く原油相場など、昨年末から 認識はしている懸念材料でしたが、新年早々、一気にそろい踏みという形にな...
2016年が始まりました。仕事始めの1月4日が月曜日で、「いきなり本番」と気合い を入れて職場へ向かった方も多いと思います。もっとも年明けからショッキングな ニュースが続き、改めて目を覚まされる展開になりました。 私にとっても今年最初の番組となった4日。サウジアラビアのイランとの外交関係 断絶...