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ニュース報道の心

2016年7月8日(金)相場の明日を読む5分間「イン ザ マーケット」 武田仁

マーケットの第一線で活躍している実力アナリストが毎日交代で登場し、相場の明
日を読む「イン ザ マーケット」のコーナーが4月にスタートして約3か月たちまし
た。番組の最後、5分間ほどの短いコーナーですが、個性派ぞろいのアナリストの皆
さんの解説は番組の重要なコンテンツになっています。


 4日は経済情報紙、日経ヴェリタスと連動し、マーケットコーナーを拡大して「混
迷の市場、乗り切る投資戦略」をテーマにトークを展開しました。強気で知られる大
和証券の木野内栄治さんですが、この先に出される経済指標を悲観的にみて、7、8月
の日経平均株価は「底固め」と慎重にとらえていました。そんななかで、逆境に強い
銘柄として有機EL関連の製造装置メーカーやエコカーに搭載する電池メーカーに注目
したほか、不動産投資信託(REIT)が有望なことにも言及しました。


5日はSMBC日興証券の吉野豊さんでした。この日の日経平均は7日ぶりに反落、終値
は106円安で1万5669円。吉野さんは、英国の国民投票後、欧州株に比べて日本株の戻
りが遅い点を分析。ポンド安、円高などについてグラフを駆使して「円が買われすぎ
ている」という現状を分析。7月末の日銀金融政策決定会合に向けて、追加緩和観測
が高まり、円安・株高に向かうと解説しました。


 6日はマネックス証券、広木隆さん。日経平均は290円安の1万5378円と下げました
が、「2番底は想定内」と冷静に受け止めていました。広木さんは「ラニーニャ銘柄
を探せ」というテーマで、今夏の猛暑を引き起こすラニーニャ現象になぞらえて猛暑
に期待できる銘柄をいくつか挙げてくれました。そのひとつ、エアコンの富士通ゼネ
ラルは猛暑の効果だけではなく、海外生産による日本への逆輸入で円高が業績にプラ
スとなる円高銘柄ということでした。


 このようにテーマはさまざま。7日はSMBC信託銀行の山口真弘さんが初登場。欧州
の金融不安がどうなるのか、銀行同士の資金をやり取りする銀行間金利が低いままな
ことなどをあげて、リーマン・ショックとは違うと指摘しました。


 8日は日本時間夜に発表される6月の米雇用統計を受けて、三菱UFJモルガン・スタ
ンレー証券の芳賀沼千里さんが出演するので、今後の米国経済や金融政策の見通しな
どを語ってもらえると期待しています。マーケットに少しでも関心がある方は貴重な
情報が詰まっている「イン ザ マーケット」をお見逃しなく!

       (BSジャパン制作局ニュース部 チーフ・プロデューサー 武田仁)


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