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ニュース報道の心

2016年11月25日(金)激動のマーケットAtoZ この先を占う 鈴木亮

2016年も残すところ、あと1カ月。今年はマーケットにとって激動の1年でした。中国ショック、英国の欧州連合(EU)離脱、そしてトランプ大統領誕生と、株式相場、ドル円相場、債券相場は大きく動きました。最大の注目材料だった米大統領選が終わり、ここから先、マーケットはどんなテーマに関心を持てばいいのか。順を追って見てみましょう。

A America 米国。大統領選はまさかの結末でした。
B Bank 銀行。トランプ氏への期待から金利上昇、銀行の収益改善が見込めます。
C China 中国。昨年1月は上海株、人民元が急落。17年は5年に1度の共産党大会。
D Deutschland ドイツでは9月に総選挙があります。メルケル体制はどうなるか。
E ECB 12月8日に理事会。金融緩和の延長がテーマになるでしょう。
F France フランスでは4月から5月にかけて大統領選挙があります。
G Greece  ギリシャは17年3月に債務返済の期限を迎えます。
H Holland オランダでも17年に総選挙があります。
I Italy イタリアでは12月に憲法改正をめぐる国民投票があります。
J Japan  日本では日ロ首脳会談や17年の解散総選挙があるかなど注目です。
K Korea 韓国。朴槿恵大統領はどうなるのでしょうか。
L Longterm interest rate 長期金利。米国で急上昇し、円安に。今後は?
M Mexico メキシコ。通貨ペソはトランプ氏当選後、急落しました。
N NISA 少額投資非課税制度(NISA)。非課税期間20年への延長が決まるか。
O OPEC 11月30日総会で減産が進めば、原油価格は底入れするでしょう。
P PER 株価収益率。割安感はだいぶ修正されましたが、米国に比べまだ低いです。
Q SQ 特別清算指数。次回算出日は12月9日、先物、オプション両方のメジャーSQ。
R Russia ロシア。12月15日、プーチン氏訪日で北方領土問題は動くでしょうか。
S Strong yen 円高。16年は円高イヤーでしたが、歯止めはかかったのでしょうか。
T Trump &TPP トランプ大統領は1月誕生ですが、TPPは風前の灯火です。
U United Kingdom 英国。EUからの離脱交渉はいつ始まるのでしょうか。
V VIX指数 恐怖指数。トランプ氏当選直後は急上昇しましたが、やや落ち着きました。
W Washington ワシントン。トランプ政権のホワイトハウスの顔ぶれが気になります。
X Xmas クリスマス。欧米のクリスマス商戦は盛り上がりそうです。
Y Yellen イエレンFRB議長。12月14日のFOMCで利上げがあるかどうか。
Z Zero interest rates ゼロ金利。日銀は長期金利をゼロ近辺で固定する政策を取ります。


 Qはちょっと苦しかったですね。もちろん、他にも重要な案件はありますし、あくまで今後のニュースを見る上での、ご参考ということで。


 今週は地震があったり、首都圏でも雪が降ったり、落ち着きませんでしたが、来週はもう12月です。忘年会、クリスマスパーティーなどご多忙の方も多いと思いますが、健康第一で元気に師走を乗り切りましょう。


日本経済新聞 編集委員兼キャスター
鈴木亮


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