日本の男女格差の解消度は153カ国中121位―。「ダボス会議」で知られる世界経済フォーラムが先日発表した「ジェンダー・ギャップ・レポート」のランキングです。経済や政治、教育などの分野で女性の参画がどれだけ進んでいるかを調査し、毎年発表しています。ちなみに上位を占めるのはアイスランド、ノルウェー、フ...
アメリカのトランプ大統領の弾劾手続きについて、よく耳にするのが「上院は与党・共和党が優勢で、大統領が罷免される可能性は無いに等しい」という識者の見方です。ただ、忘れてならないのは、来年は4年に一度の大統領選の年ということ。ウクライナとの「不適切な」関係がさらに白日の下にさらされるようなことがあれば...
天皇陛下のご即位と改元に伴って幕を開けた令和元年も、はや12月。毎年恒例の日経MJヒット商品番付(4日付)では、上期に筆頭の東の横綱だった「令和」は、その座を「ラグビーW杯」に譲ったものの大関に名を連ねています。新元号そのものが、今年最大級のヒットだったといえます。 代替わりにちなみ様々なことが...
「ととのう」という言葉をご存知ですか?これは「サウナー」と呼ばれるサウナ愛好家の間で使われる言葉です。サウナというと「ストレスのたまったオジサンの入るところ」「暑苦しい」などとネガティブなイメージですが、最近ではサウナが美容に効果があるとして「サウナ女子」が登場したり、ドラマになったり、テレビでも...
会社が休みなので週末に外出しようとしていたら、相手の都合でキャンセル。こんなときは家でゴロゴロしていたり、近所をぶらぶらしたり。おじさんを自認するわたしの時間のつぶし方は総じてそんなものですが、スマートな若者や主婦の間ではこの「スキマ時間」をうまく使って賢く稼ぐひとが増えているようです。 例え...
日本最大級の日本株投資ファンドで、「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークスの藤野英人社長は最近、幸せな気分になるそうです。なぜでしょうか。それは、日本に根付いてきた大企業志向を打ち破り、自ら新しい会社を起こす人材が若手に多く生まれていることを実感できるからだそうです。 今の日本の状況は...
外交とは右手で握手をして左手で殴る用意をしておく。 戦後最悪といわれる日韓関係。そんな中、安倍総理は今月4日訪問先のタイで1年1カ月ぶりに、韓国の文在寅大統領と約11分間やり取りをした。通訳のみを交えて話し合ったということは、11分間のうち中身は5分くらいか。 このやり取り、やり取りであって決...
"BREXIT COUNTDOWN"と検索すると、英国のEU離脱までの時間をカウントダウンするサイトがいくつもあります。私たちはこれまで、それらのサイトが期限としてきた「英国時間10月31日午後11時」をめざして、取材や中継等の準備をしてきました。少々不謹慎ではありますが、そのカウントダウンが子供...
ラグビーW杯は予想を超える盛り上がりを見せています。ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏率いる「ジェイミー・ジャパン」の奮闘を受け、幼稚園児や小学生を対象としたラグビースクールへの問い合わせが殺到。某大学の名門ラグビー部が統括するラグビースクールが受付を停止するのなど、ラグビー界はうれしい悲鳴を上...
台風19号が日本を縦断しました。多くの人命が失われ、河川の決壊が各地で相次ぐなど甚大な被害の全容はいまだにつかめていません。先月の台風15号に続き、ひと月ほどの間に日本は最強クラスの大型台風の直撃を相次いで受けたことになります。 台風19号が来襲した直後の15日、アメリカの電気自動車メーカー、テ...
先月、ジャズの"カリスマ"と呼ばれるテナーサックス奏者のジョン・コルトレーンの音源が発掘され、アルバムが発売されました。 タイトルは「ブルーワールド ザ・ロスト・サウンドトラック」です。1964年に絶頂期のメンバーで吹き込まれ、ジャズファンにとっては歓喜のアルバムでした。しかもフランス語圏のカ...
昨年秋に米中の貿易戦争が深刻になって以来、世界の株式市場は、ほぼ一貫して「いいとこ取り」の反応をしてきたように思えます。 例えば米国。雇用統計の数字が悪かったときは「雇用の停滞をうけ、FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに動くので株価にはプラス」という反応を示すのが、ほとんど「通例」となりまし...
この秋、日経プラス10が進化します。 日経記者の視点をより多く、より深く番組に取り入れます。 10月1日(火)は消費増税。税率に8%と10%の2つの基準がある上に、キャッシュレス決済によるポイント還元など、仕組みが複雑で、消費者にやさしいとはいえません。今回の消費増税が私たちの経済、生活にどの...
有名人や財界人の名言・格言を読むと現代に通じる教えがあると思う時があります。 「私利・公益と区別をつけて行う商売は真の商業ではない」と語ったのは、2024年に新1万円札の顔となる渋沢栄一。商業を営む目的は私利私欲でなく公利公益だと。 公に利益になることをすれば私利にもつながる、ということです...
番組に新しいアナウンサーが加わります。日本人とイギリス人のハーフで日本に暮らして5年、今のところ日本語よりも英語のほうが得意だという「好実(このみ)エリカ」です。 「好実エリカ」はAI(人工知能)ニュースのアナウンサーです。日経電子版に掲載されている記事を音声合成して読み上げます。その際、人工知...
自動車メーカーが環境性能を重視する傾向が強まる中、世界中のスポーツカーファンが注目する新型車が発表されました。ドイツのスポーツメーカー、ポルシェの「タイカン」です。 「タイカン」はポルシェ初の量産電気自動車。アメリカの二輪メーカー、ハーレーダビッドソンの電動バイク「ライブワイヤー」と時と同じく...
まもなく9月です。暑い夏は終わりますが、熱い戦いが始まります。アジアで初めて日本で開かれるラグビーワールドカップ(W杯)が熱戦の火ぶたを切ります。全国12会場で48試合のチケットは総数182万枚の9割以上が販売済み(8月26日時点)。チケット収入の見通しは350億円で、2002年のサッカーW杯日...
米中の貿易戦争で象徴される国際社会の「分断」には漠然とした不安を抱く視聴者の方も多いかと思いますが、実は移民社会の米国ではもうひとつの分断が静かに、しかし着実に進んでいるようです。 テキサス州、オハイオ州で起きた銃乱射事件は、この分断の深さを浮き彫りにした事件といえるでしょう。とくに20人以上...
2020年夏の東京オリンピック・パラリンピックを控えてキャッシュレスが進み、スマホの「お財布」としての役割が高まりそうです。電子マネー、各種ポイント、仮想通貨などの取引情報の多くがスマホに集約される時代へ。それは高齢者もスマホを情報伝達・検索ツールとしてだけではなく、お財布として使いこなす時代で...
テレビには「八百屋にする」という業界用語があります。商品などを魅力的に、かつ見やすく映すために、八百屋さんの陳列のように台をカメラに向けて傾けることを言います。「八百屋」という言葉自体は、放送上は不適切だとして使用を控えていますが、それでも私たち裏方は、青果をより美しく美味しく魅せるという八百屋...
晴れ間が見えたかと思えば、またパラパラと...。長梅雨にうんざりした視聴者の方も多いかと思います。もうひとつの憂鬱のタネは溜まりに溜まった洗濯カゴ。ならばと、近所に出来たコインランドリーに駆け込んだ人もまた多いのでは。 コインランドリーといえば、ひと昔前は銭湯の一角などにあって「暗い・狭い・汚...
来週の注目は何といっても英与党・保守党の党首選。メイ首相の後継を決めるとあって、世界の目が再びイギリスに向けられています。本命視されているのが型破りな言動で名を馳せる前外相のボリス・ジョンソン氏。イギリスの欧州連合(EU)からの離脱、いわゆる「ブレグジット」をめぐり、離脱を主導した1人がジョンソ...
日本では初開催となった先月末のG20サミットの取材・中継のため大阪に行ってきました。もともとのG20メンバーである20の国と地域に加え、9つの招待国からも首脳級が集まり、日本では例を見ない規模の国際会議となりました。 サミット会場に隣接した国際メディアセンターは世界のあらゆる地域から数千人の報...
代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの荒い値動きが続いています。6月中旬から騰勢を強め、心理的な節目である1万ドルの大台を回復。余勢をかって1万3800ドルの年初来高値を付けた後、足元では再び下げに転じました。 6月に急騰した理由については米中貿易戦争を警戒した機関投資家の待避マネー...
この春、パソナグループが65歳以上のシニア人材80人を採用しました。様々な会社を定年退職した精鋭たちで、キャリアを生かして新たな職場でチャレンジすることになります。その名も生涯現役「エルダーシャイン(社員/Shine)」。 「営業、財務、人事、広報など、専門の領域を生かして、まだまだ輝いてほし...
これらの写真はロンドンに完成したフィナンシャルタイムズ(FT)の新本社屋上から撮影したものです。東に金融街シティ、西側にセントポール寺院を望む好立地で、日本経済新聞や日経BP、テレビ東京も入居し、グループが協力して報道する体制が整いました。 折しもイギリスでは欧州連合(EU)離脱を巡って...
アイルランドの首都ダブリンから北へ、およそ100km、イギリス(北アイルランド)との国境を訪ねました。「最もわかりやすい国境(the most visible border)に連れていくよ」と、強烈なアイルランドなまりのタクシー運転手に案内されたその場所にあったのは、アスファルト舗装の継ぎ目、両...
携帯電話各社が新たな料金プランの提供を始めました。月々の支払い料金の明細を見るたびにため息をついている私としては、少しでもメリットを享受できないものかと新料金プラン提供開始日の6月1日に携帯会社直営のショップを訪ね、新プランについていろいろと聞いてみました。 「新しい料金プランにすると、わたし...
「アメリカ商務省の決定(制裁)には反対です。販売済みや販売中のスマートフォンについては、端末の使用やセキュリティーの更新、アフターサービスに何の影響もありません。日本の消費者には安心して買っていただくようお願いします」アメリカ製品の輸出禁止措置を受け、中国の通信機器大手ファーウェイの日本地域の責...
今月から「令和時代」がスタート。果たして令和の金融相場はどう展開していくか、大きな関心事です。改めて平成の株価を振り返ると、バブル崩壊やリーマンショックといった大きな"試練"を経たのち、平成終盤にかけ「アベノミクス」や「黒田バズーカ」、そして海外要因などを背景に株価は上昇しました。ただ株価上昇と...
景気減速の懸念が日増しに高まっています。先日、内閣府が発表した3月の景気動向指数でみた国内景気の基調判断が「悪化」に下方修正されました。これは日銀の異次元緩和が始まる前の2013年1月以来、実に6年2カ月ぶりのことです。外需低迷で生産や輸出が落ち込んだのが主因で、米国との貿易戦争という重荷を抱え...
自分の健保は大丈夫なのか、心配な人も多いのではないでしょうか。人材派遣会社の従業員と家族が加入し、国内第2位の規模だった「人材派遣健康保険組合」が財政悪化が避けられないと判断し、3月末で解散しました。 解散した人材派遣健保の加入者約50万人の大半は、4月から中小企業向けの「全国健康保険協会(協会...
4月から「日経プラス10」のプロデューサーとして新加入しました。日々のニュース選びや編集に奔走する毎日ではありますが「そこが知りたい」という疑問に忠実にこたえる番組づくりに邁進していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、いよいよ今週末から10連休に入り、5月1日の改元を...
4月も残りわずか。いよいよ平成から令和への代替わりが近づいてきました。全国的に気温がぐんと上がり、新元号の出典である万葉集の「令月にして 気淑(よ)く風和ぎ......」さながらに気候がさわやかに、風も和らいできました。30年ぶりの改元は昭和天皇の崩御に伴う前回と比べると、明るい雰囲気に満ちあふれ...
「東京の新橋と中国の深圳を比べたらわかるでしょ。深圳の人は目がギラギラしていますが、新橋のサラリーマンはもう疲れ切っていますよ」。先月、中国のイノベーション都市、深圳を訪れると、ある中国人の経営者が日本の元気のなさを嘆いていました。この経営者は、日本は技術力が世界有数なのに「何もやろうとしない。も...
みなさまこんにちは。4月から日経プラス10のキャスターを務めることになりました榎戸教子です。新しい年度を迎え、気持ちを新たにされている方も多いと思いますが、わたくしもそのひとりです。経済の面白さをみなさんと一緒に感じていく番組にしていきたいと思っております。 さて「はじめまして」の方もいらっし...
全国で最も早く桜が満開となった今週の東京では、袴姿の女子大生やネイビースーツを着た男子学生が数多く見かけられました。新年度が迫ってきたことを実感させられます。 日経プラス10でも27日、水原恵理アナウンサーが最終出演日を迎えました。「プラス10は私にとって世界経済の先生でした。来週から伸び盛り...
堀の外をゆっくりと歩いていると、所々、大きな石が集められていました。よくみると表面には数字と記号が書かれています。「崩れ落ちた石垣の石です。震災前の写真と照合しながら、ひとつひとつ、元の位置に戻していく予定です」 先月、熊本市へ出張し、地震で大きな被害を受けた熊本城にも足を運びました。案内して...
昭和生まれで未だにバブル全盛期の"栄華"を回顧してしまうバブル世代。そのバブル世代の車好きにとって、マニュアルシフトを備えたスポーツカーはある種の「憧れの存在」です。 世のトレンドは「電動車」「自動運転」「MaaS(マース)」......。車は物凄いスピードで進化を続けていますが、その一方で、ア...
先月末から今月初めにかけて、韓国に行ってきました。3月1日に現地から生中継でお伝えしたように、日本の植民地統治時代に独立を訴えた1919年の「三・一運動」から 100年を記念して、韓国内では様々な行事が繰り広げられました。ソウル中心部の光化門(グワンファムン)広場で行われた政府記念式典の会場付近...
昨日、メーンキャスターの小谷真生子の番組卒業が発表になりました。小谷さんはテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」で16年間、BSテレ東の「日経プラス10」で5年間メーンキャスターを務めた夜の経済ニュースの「顔」。「日米を飛び回る新しい仕事したい」という強い希望を受け入れる形で送り出すことにな...
3月29日の英国の欧州連合(EU)離脱までまもなく1ヵ月となります。グローバル企業の英国での事業見直しがニュースとして続々と飛び込んできます。ホンダが英国工場での生産終了を発表し、メイ首相が「失望した」とホンダ首脳に伝えたのはそのひとつ。日産自動車は英国生産を計画していた多目的スポーツ車(SUV...
神戸に出張した際、あるチョコレート菓子を買いました。火山島で育てた希少なカカオ豆を使っているらしく、サインペンぐらいのサイズで1本あたり400円。安くはありませんが、独特の果実味や酸味を味わえるとあって、バレンタイン商戦でも人気ということでした。 買ったのは、ネスレ日本が手がける「キットカット...
アマゾンで買い物をしていると、たまに品切れに遭遇します。その場合、「こちらからもご購入できます」を確認すると、驚くような高い価格で売られているケースが......。品薄につけこんだ、いわゆる高額転売です。 1年半ほど前にターゲットになったのが任天堂のゲーム機「スイッチ」でした。2017年3月の...
アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は今週開いた記者会見で、利上げを棚上げする可能性に言及しました。「リスク管理の観点から金融政策をじっと様子見することが重要になった」と述べたパウエル議長。前回会見で利上げにこだわる考えを示しましたが、一転、世界経済の動向を不安視...
今年に入ってから、中国経済の異変を物語る統計データが相次いで発表されています。去年の実質GDP(国内総生産)の伸び率は28年ぶりの低水準となりました。もっとも前年比6.6%増というのは日本よりはるかに高い水準です。「決して低い数字ではない」とダボス会議に出席した中国のナンバー2、王岐山国家副主席...
来週22日から25日まで、スイスのダボスで世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が開かれます。ダボス会議は世界中から3000人を超える政治家、企業経営者、各界のオピニオンリーダーが集まり、地球規模の課題を議論する「世界会議」です。 トランプ米大統領がツイッターでダボス会議に欠席すると明らか...
正月休みに自宅近くの祐天寺(東京・目黒)に立ち寄り、おみくじを引きました。結果は「大吉」でした。うれしいといえば、うれしいですが、ちょっとだけ残念な気持ちに......。実は、1度でいいから「凶」を引いてみたいと思っていたんです。今年もダメでした。 「日本おみくじ紀行」(島武史著/ちくま文庫)...
新年おめでとうございます。日経プラス10は 4日(金)からの放送です。初日は30分遅れのスタートですが、目玉は日経新聞のレギュラーコメンテーター4人が勢ぞろいする「2019年大予測」。英フィナンシャル・タイムズなどの予測も紹介しながら、コメンテーターがそれぞれの得意分野で今年何が起きるのか「予言」...