会社が休みなので週末に外出しようとしていたら、相手の都合でキャンセル。こんなときは家でゴロゴロしていたり、近所をぶらぶらしたり。おじさんを自認するわたしの時間のつぶし方は総じてそんなものですが、スマートな若者や主婦の間ではこの「スキマ時間」をうまく使って賢く稼ぐひとが増えているようです。
例えば、ネット上で個人がもつスキルや専門知識を個人どうしで売買できるアプリが相次いで登場しています。料理が苦手な人に代わって料理をつくったり、部屋を掃除したりするとお金をもらえる仕組み。ビジネス分野では、企画に悩むひとにアイデアを提供したり、文章が苦手なひとに代わってレポートを書いてあげるというものもあります。なかには人間関係の悩みを聞いてお金をもらうものまで。テレビCMでも「ココナラ」などの名前をみたことがあるはずです。スキマ時間を無駄にしないでお小遣いを稼げるわけで、こんなサービスが個人の間で着実に広がっているようです。
個人どうしの売買だけではありません。人手不足に悩む企業に単発アルバイトを仲介するアプリを展開するのがタイミー(東京・渋谷)です。サービス開始から1年強ですが、仕事を求める登録者数は25万人を超え、大手の外食や小売りなども相次いで採用しています。最大の強みは「スピード感」。求人募集の開始から実際の応募まで最短でわずか8秒、働いたひとには即座にバイト代がアプリに入金されるといいます。こうした点がバイトの当日ドタキャンなどに悩む企業や、空き時間で効率的に稼ぎたい若者の支持を集めているようです。
こうしたアプリの登場が、空前の人手不足に悩む企業や多様な働き方を模索する個人の救世主となりうるのでしょうか。27日に、タイミー社長で現役大学生の小川嶺社長をゲストに招いて働き方改革の最前線を追います。ぜひご覧ください。
日経プラス10プロデューサー
森松 博士
記事は日経プラス10クラブ会員向けのメールマガジンで毎週金曜日に配信しています
⇒詳しくはこちら