番組表

ホンモノ物語 上質なモノに秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く

2014.05.23

スケッチ


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建物の輪郭ができるまでにかかった時間は、およそ3分。続いては、周囲の風景を描く時のポイント。建物の存在感が弱くならないように、右側に大木は、実物よりも細く描きます。

続いて、建物の外壁。何枚もの板を張り合わせています。短い時間で描くので、正確に描写する必要はありません。描いている途中で、間違った線を引いてもそのまま描き進めます。間違えるたびに消しゴムを使ってしまうと、時間がかかって、前に進まないからです。

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もし時間に余裕があれば、実際にはいない人を描き加えるのも、描き手の自由だと佐々木さんは言います。これで下書きは終了。

かかった時間は、およそ10分。ここからは、仕上げに入ります。擦筆(さっぴつ)という道具を使います。紙を丸めただけの画材。鉛筆で描いた線をこすり、窓のふちや軒下などに陰影をつけていきます。こうして、絵に奥行きや深みを出すのです。

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描き始めてから、およそ12分。スケッチが完成しました。細かな描写よりも、風景全体の雰囲気をとらえることに重点をおきます。

さらに、時間に余裕があれば、水彩絵の具で色付けをします。まずは、淡い色を使って遠い背景から。実際の色を忠実に再現する必要はないと佐々木さんは言います。自分が感じたままの風景を描くのが、スケッチの醍醐味だからです。

続いて、手前の部分。

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主に濃いめの色を使い、建物などの輪郭線をハッキリと描きます。遠い背景を淡い色で、ぼかすように塗り手前の部分を濃い色でハッキリ塗ります。これは、空気遠近法といって奥行きや立体感を表現する技法です。

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もっと気軽に描きたいという人には、ポケットにも入るはがきサイズのスケッチブックがオススメです。画面が小さいので、風景など省略できる部分は省略して、建物などの輪郭だけを描きます。描き始めてから、およそ3分で下書きを仕上げました。

旅先などで、出会った美しい風景。時間をかけずに、自分が感じるままのスケッチを残してみませんか。

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