もう春です。3月になりました。寒い日が続いていたのに、突然暖かい日が現れると急に姿を現すのが、花粉。花粉症持ちにとっては大きく息を吸い込むこともはばかられる今日この頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
つい鼻水と格闘しがちで嗅覚が衰えがちですが、匂いと記憶は常にセットで脳に刻まれている気がします。
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| 花粉シーズン。やはりマスクは手放せない? |
ある匂いを吸い込んだ瞬間、急にタイムスリップしたような感覚に襲われること、ありますよね。ふわっと何かが鼻先をかすめ「!!!......これはあの時に嗅いだ匂い(香り)と同じだ」と記憶が脳内に鮮明に呼び起こされるあの感じ。たまりません。私にとって春の「匂いの記憶」は昔栽培していたヒヤシンスです。冬が終わって、あの芽吹きを感じさせる香りが季節の移り変わりを教えてくれます。
秋のキンモクセイもお気に入りです。街角を歩いていて鼻先でキャッチすると「ああいい香り」と思うのと、「秋だなあ」と何ともいえない幸せな気持ちになります。
でもこのキンモクセイ。かつて、お手洗いの消臭剤にもよく使われていましたよね。番組前にスタッフと雑談していると、中高年には「ついトイレを思い起こしてしまう派」が多い一方、若い世代はあまり抵抗感がないようで、アロマ(芳香)の一つとして捉え ているようでした。香りに対する感覚は人それぞれ、世代にもよりけり、で面白いですね。
実は、一般的には「いい香り」と認識されにくい、例えば雨が降る直前の土の湿ったような匂いも結構好きです。夏のドクダミのような青っぽい匂いも捨てがたいですね。他にも......なんだか止まらなくなりそうなので今回はこの辺で。まだまだ寒い日もあるでしょうけれど、皆さまご自愛下さい。
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