今回は全然時事ネタでも何でもありません。「日経ニュース プラス9」ファンの方がこちらをお読みくださっているという勝手な憶測のもとに、たまには番組の裏側をお届けしようかな、と思っています。
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| 緊張のエンディングを終え笑顔 |
小柳さんと共に月曜と木曜に定期的に番組出演をすることになったのが今年の春、4月。およそ半年経ちました。山川さんにはなかなかお会いできなくなってしまいましたが、小柳さんとの息は以前よりもかなりピタリと合ってきているのではないかと思っています。
番組が終わる時間は実は秒刻みで決まっていて「何分何秒に終わらせてください」という指示がフロアディレクターから出されます。その数字を意識しながらゴールに向かって「あと○秒残っているからこのくらい話せる」とか「思ったよりも時間があるからもう一つ別の話ができるかな」などという算段をあれこれと頭の中でめぐらせています。
ただ、こうした進行管理についてはアナウンサーにお任せいただいて、メインキャスターの小柳さんには自由にお話ししていただければと思っています。でも皆さん慣れてくると話す内容と時間管理のどちらも瞬時にこなしてしまうので、アナウンサーとしてはとても楽なのですが(笑)必ずしもそうもいかないこともあります。
今週月曜日(18日)のことです。最後の最後に小柳さんが、あすの予定について「話そうかな、どうしようかな」と一瞬迷ったのがわかりました。残り時間は......すぐさまモニターを振り返ると、わずか4-5秒ほど。恐らく入らないだろうと倉野は判断。大変センエツではありますが、私が挨拶をして終えてしまいました。
このようなことは、さほど頻繁にあることではありません。いわゆる「番組終わり」についてはそこまで細かく打合せをしていないのでお互いに相手の挙動を見て判断するに尽きるのですが、いわゆる話さなくてもわかる「阿吽(あうん)の呼吸」のようなものが少しずつ生まれてきます。番組本編とはまた違った緊張感のあるのが「エンディング」なのでした。

日経ニュース プラス9 キャスター
倉野麻里
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