あっという間に今年の夏も終盤戦。毎日本当に暑いですが、皆さんいかがお過ごしですか?先日の連休、我が家は息子念願のミニカーの祭典「トミカ博」(15日で終了)へ行きました。たくさんの大好きな車に息子は大興奮!混んでいても暑さがしのげる屋内施設に親は大助かりでした。
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| 大好評の「トミカ博」 |
暑さともうひとつ、夏の困りごとといえば台風ですよね。最近でも沖縄を2度も襲った6号、お盆休みを直撃した7号と立て続けに日本列島は被害を受けました。台風には熱くなった水温や地表を冷やすという効果もあり、地球にとって必要な営みではあるわけですが、やはり直撃すると怖い。そこで今、様々な方法で台風に挑もうという取り組みが進んでいます。
7月12日の「日経ニュースプラス9」でご紹介したのは、「スペクティ」という防災ベンチャー。気象庁のデータや自治体の緊急速報といった公的なものだけでなく、世界中のSNSから集めた膨大な情報をAIが解析して、現在の被害状況を可視化するというシステムを開発しています。これがあると、どの地域でそれだけ浸水の被害があるかなどをリアルタイムで見ることができます。
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| 台風に突っ込んだ坪木教授 |
そして毎週水曜日、プラス9の後に(夜10時から)加藤浩次さんと私が司会を務める番組、科学を楽しむサイエンストークバラエティ「居間からサイエンス」でも、台風を取り上げます。登場するのは名古屋大学の坪木和久教授。なんとこの方、自ら飛行機で台風の目に突入したということで加藤さんも爆笑しながら「ただただ無謀な方なのかな......」と突っ込んでいました。
もちろん、この突入には科学的な目的があります。台風にはまだまだわかっていないことがたくさんあるそうで、正体解明には中心部に飛び込んで生のデータを観測するのが欠かせません。実は坪木教授は日本人で初めて台風内部の観測に成功した科学者なのです。こうしてデータを集めていけば今後は進路や強さなどが、より正確にわかるようになるそうです。来週23日放送予定です。ぜひご覧ください。
科学者たちの努力で予報の精度がどれだけ上がったとしても、やはり一番大切なのは、適切な避難をするということ。「まだ大丈夫」「前も平気だったから」とついつい考えてしまいがちですが、命を守るため早めの避難を心がけたいものです。

日経ニュース プラス9 キャスター
須黒清華
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