最近、なにかと話題のマイナンバーカード。みなさんはお持ちですか?総務省によると今月2日時点で累計申請数は9700万件を超え、全人口の約8割、ざっくり国民の5人に4人はすでに申し込んだという計算になります。来年の秋には紙の保険証が廃止になりマイナ保険証に一本化されるということで、急いで取得した方もいらっしゃるかもしれません。
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| マイナを巡り議論白熱 |
一方、他人の情報がひもづけられてしまった、別の人の口座が登録されてしまった、などなどトラブルが相次ぎカードを返納する動きも出てきています。5日の「日経ニュース プラス9」では、この問題について立憲民主党政調会長の長妻昭さんと武蔵大学教授の庄司昌彦さんをお招きしてお話を伺いました。
かくいう私は......まだつくっていません。番組で(うっかり)ばらしてしまいました。特に必要性を感じず、先延ばしにしてきました。メリットといえば、コンビニで住民票の写しなどの公的証明書が取得できること、オンラインで行政手続きができること......うーん、自分の現状では正直そんなに頻繁に住民票が必要になることもない気がしますね。
ではデメリットはというと、もしカードを落とした場合、パソコンやスマホで手続きや情報確認ができる「マイナポータル」のパスワードが漏れると、健康情報や病歴などがすべて見られてしまう可能性があります。元厚生労働大臣で医療行政に詳しい長妻さんも、この点をスタジオで強く批判しました。
いつも国会で与党・政府を厳しく追及する長妻さん、さらにたたみかけるのかと思いきや「誤解があるとよくない。他は(マイナンバー制度を通じた効率化を)もっとやれ」とおっしゃっていました。マイナス要素ばかりが目立ってしまった「マイナ」ですが、これまで遅々として進まなかった日本の行政のデジタル化を進めるための一歩という側面があります。
山川龍雄キャスターも「コロナで給付金の遅れや不正受給といった問題が次々起こり、世界から大きく後れをとっていることが改めて露呈した。デジタル化の推進は避けて通れない」と言っています。もちろん不安や問題点はきちんと解消したうえで、日本の未来のために、しっかりと進めていただきたい。そんなわけで私もそろそろ......マイナンバーカードをつくりに行きます。メルマガで(うっかり)書いてしまいました。

日経ニュース プラス9 キャスター
須黒清華
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