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2023年02月13日(月)遅ればせながら日本もアクセル? EVシフト

 先月の終わりごろから「日経ニュース プラス9」では自動車関連の大きな動きをお伝えする機会が増えました。

 ・トヨタ自動車の社長交代発表(1月26日)
 ・中国BYD「日本上陸」乗用車発売(1月31日)
 ・日産自動車とフランス・ルノーの提携関係見直し発表(2月6日)

 どのニュースでもカギとなるのはEV。日経の記事を読むとトヨタ社長交代について「電気自動車(EV)へのシフトなどを加速させる方針だ」とありますし、日産・ルノーの記事でも「日仏連合は新たな形に変えて電気自動車(EV)シフトなどを加速する」......同じ構図なのです。つまり、日本は加速しなければならないほど出遅れているのです。

BYDは日本での乗用車販売に乗り出しました(横浜市の日本1号店、日経電子版より)


 去年の乗用車販売台数のうちEVが占める割合は、中国が20%に達しヨーロッパでは1割、アメリカでは5%前後とみられるのに対し、日本はまだ1.7%。徐々に進んでいるとはいえ差は歴然です。いまや世界のEV大手となったBYDが「ほぼ未開拓」の日本市場に乗り込んでくるのもうなずけます。

 さて皆さんはどうでしょう。買い替えるならEVを選びますか?今やすっかりペーパードライバーの私ですが、かつてはレース番組のレポーターを務めていたこともあり新しい車には基本的にワクワクします。「乗ってみたい!」とも思うのですが、近くで充電ステーションを見たことがないな、うちのマンションには充電設備がないな、と思うとやはり二の足を踏んでしまいます。

 アメリカでは新車登録台数の6割がEVになっているそうですが、販売台数のうち8割を占めているのがテスラです。デザイン性や運転支援などのシステムを含めて、しっかりブランドとしての魅力が確立され存在感を高めています。今計画しているハリウッドでの最先端充電ステーションでは24時間営業のレストランが併設され、屋根のない開放的なルーフトップ席やドライブインシアターまで設置される予定だそうです。

 テスラのようなカッコよさや「わざわざ充電に......でも行ってみたい!」というような関連施設などがあれば日本でもEVを選ぶ人も増えるのではないでしょうか。いずれにしても今後、自動車メーカーによる開発競争はよりスピードアップしていきそうです。

須黒清華

日経ニュース プラス9 キャスター
須黒清華

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