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2023年01月16日(月)どうする少子化・人口減 成人の日に考えた

 1月9日は成人の日でしたね。新成人の皆様おめでとうございます!ふと思い立ってアルバムを見返してみると、私の成人式の写真が出てきました!眉毛が細い......(笑)。この頃、私たちの世代は歌手の安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんの影響を多大に受け、メイクやファッションを真似してスカートは短く、眉毛はどんどん細くなっていった時代でした。

秘蔵写真を公開。眉毛が細い......


 私が20歳になった2004年(平成16年)は、夏のアテネオリンピックで日本が当時史上最多タイの16個の金メダルを獲得しました。柔道では3大会連続の野村忠宏さん、2大会連続の谷亮子さんらを含め8個。そして競泳では北島康介さんが2冠を達成、100メートル平泳ぎを制した直後のインタビューで飛び出した「チョー気持ちいい!」は流行語大賞にもなりました。書いているだけでも当時の興奮がよみがえってきます!

 11月には20年ぶりに新紙幣が発行(5000円札は樋口一葉、1000円札は野口英世)、アメリカではブッシュ大統領(子)が再選を決めました。「冬のソナタ」で韓流ブームが始まったのもこの年。ヒットした曲ではシングル売り上げ1位が平井堅さんの「瞳をとじて」でした。なるほど、「世界の中心で愛をさけぶ」(いわゆる"せかちゅー")がはやった頃。個人的には、まだアナウンサーになるとは夢にも思っておらず、ひたすら劇団四季への入団を目指してダンスレッスンに励んでいました。人生、何が起きるかわからないものです。

 一方このままなら何が起こるかはっきりわかっているのが、日本の人口問題です。2004年、私と同じく新成人になったのは約150万人いました。今年の新成人は......と総務省のホームページを見ると、なんと341万人!?一瞬増えているように見えますが実は、去年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことによる特例で今回は18歳と19歳となった人も合算した数です。2002年生まれの20歳は約117万人。私たちの代から30万人以上減りました。ちなみに19歳は約113万人、18歳が約112万人とさらに少なくなります。

 私にとって「日経ニュース プラス9」での仕事始めとなった成人の日に、番組ではこの問題を特集で取り上げました。このままいけば2060年には日本の人口が8600万人まで減り、世界での発言力や存在感が失われてしまうという厳しい現実。岸田総理は「異次元」の少子化対策をとると表明しましたが、孫の世代、そのまた次の世代に「日本を残す」ためにも今、幅広く本気の政策が必要だと強く思った成人の日でした。今年もよろしくお願いいたします。

須黒清華

日経ニュース プラス9 キャスター
須黒清華

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