金曜日キャスターの片渕茜です。先日11月11日放送の「ヒットのクスリ+9」では、プラントベースフード(植物性の原料を使用した食品)事業を展開するTWOの東義和代表取締役CEOにお話を聞きました。大豆でできたチキンナゲットや、牛乳やバターを一切使わないドーナツなどを提供するカフェを展開しています。中でも驚いたのが......。
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| 衝撃だった卵抜きオムライス |
こちらのオムライスです。実は卵を使用していません。本番前に高井キャスターと試食をしました。よく味わうと......卵の味はしません。ですが、トロっとした舌触りと黄色い見た目で、脳が「卵だ!」と錯覚してしまいます(笑)。全く違和感なく、おいしくいただけました。ちなみに、白いんげん豆と人参で再現しているそうです。
最近プラントベースフードや環境に配慮した料理の取材をすることが多いなと感じています。先日はテレビ東京「モーニングサテライト」でも、カゴメが不二精油とタッグを組み開発したシリアルの取材をしました。大豆や野菜でできていて、植物性たんぱく質や食物繊維が多く含まれています。
また「フランス料理界の巨匠」と呼ばれるアラン・デュカスさんに取材をする機会もありました。彼が展開するレストランでは、フードロス(食品の廃棄)を究極に減らすことをコンセプトに掲げたフルコースを提供していました。料理には、野菜の皮や魚の骨なども余すことなく使われています。
「食のSDGs」は世界的な潮流となっていますが、まだまだ課題もあるのが現状です。「意識が高すぎる人だな」「異なる食習慣を押し付けないで」というように、抵抗感を持つ人がいるのも難しい問題だと感じています。私も環境など持続可能性に配慮したいと思いつつ、本物のお肉のジャンキーなハンバーガーにかぶりつくときの幸せは捨てがたいです......。番組中のお話にも出てきた「フレキシタリアン」(週に1、2回プラントベースを取り入れる)といった食習慣は日本でもなじみやすいのかな、と感じました。世界的な潮流を知った上で、柔軟に自分の生活を見つめていきたいですね。

日経ニュース プラス9 キャスター
片渕茜
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