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  • 2022.08.10 WED

    もはやピークに達したか!? 世界揺さぶるインフレの行方

    インフレはピークに達したのか―。先月発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は、前年比9.1%の上昇とおよそ40年半ぶりの水準となりました。日本時間の今夜9時30分に発表される7月の結果に世界の注目が集まります。番組はこのCPIの結果を速報し、インフレの行方と今後の日本経済への影響を検証します。

    また、きょう10日に発足する第2次岸田改造内閣の主な顔ぶれと人事の舞台裏も解説します。

2022年06月20日(月)あれから20年...円相場と日本経済と私

 こんにちは。私、倉野が担当するメルマガは、およそ1カ月ぶりとなりますが皆さん、お元気でしょうか。実はこのひと月ほど私自身の体調が低空飛行をしていて、とても「絶好調!」とは言えない状態だったのですが、なんとか回復して今に至ります。40代は自分が思っているほど若くないですね。

梅雨時 体調にご注意を

 前回の須黒アナウンサーに続いて、私も最近番組で出会った一番の「へー!」について書きます。それは為替変動。2002年以来、20年ぶりに135円台に達しました。このスピード感に「へー!」というより「ひょえぇ、こんなに速いの!?」と思わずにはいられませんでした。私の中では「へー」の最上級というイメージです。自分が思っていたよりもずっとずっと速いスピードで動くのだな、と驚きました。

 思い起こせば東日本大震災の後、逆に円高が進み1ドル80円を割り込んだ時も衝撃でした。当時私は夕方ニュースを担当していて、原発の被害状況などを伝え続けていました。そんななか、あれよあれよと円高が進んだのでした。今は少々懐かしくさえ感じる「有事の円買い」です。大震災の恐ろしさ、原発の深刻な状況も重なり「日本はこの先一体どうなってしまうのだろうか」という何ともいえない気持ちでいっぱいでした。今回はそういった不安感はありませんが、それでもアメリカや欧州の金融引き締めの力には抗えないまま、大きな力によって一気に135円台まで押し寄せられましたね。

 実は私自身、この春入社してちょうど20年です。ということは入社した当時、今とほぼ同じ為替水準だったことになります。でも記憶の中で色濃いのは、ほとんどデフレや円高のことばかりで「そうそう、20年前は135円だったよね」という感覚はまるでありません。日々記憶が上書きされてしまっているから、あるいは記憶力が乏しくて(焦)なかなかリアルに思い出せないだけなのかもしれません。

 長いスパンで見ていくと、この1年の110円近辺からの135円台への動きというのもきっと歴史に残る瞬間なのではないかなと思います。「経済って本当に生き物なのだな」と実感できる出来事の一つで、とても興味深く、引き続き勉強し続けていきたいなぁと思っています!

倉野麻里

日経ニュース プラス9 キャスター
倉野麻里

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