この番組はBSテレ東4K(4K 7ch)で
超高精細な「ピュア4K映像」をご覧いただけます

2021年09月27日(月)「ハロウィーン効果」 今年は?

 街のショーウインドーやスーパーなどでは早くもハロウィーン色が強くなってきました。私が子どもだった頃は、今のような盛り上がりはなかったものの、英語教師だった父の影響もあり、ハロウィーンはお菓子がもらえる楽しいイベントだと比較的早く認知していたと思います。

 秋の夜長、ハロウィーンのことを少し調べてみました。起源はヨーロッパ。悪霊を追い出す古代ケルト人のお祭りが由来とのこと。のちにキリスト教の万聖節の前夜祭にあたることから、アメリカではカボチャでつくったランタンを飾ったり、魔女やおばけに仮装した子どもが近所を回ってお菓子をもらったりします。

 日本でハロウィーンはどのように広まったのでしょう。イベント化に力を入れたのは子ども向けのおもちゃを製造・販売するキデイランド。1970年代からハロウィーングッズを売り出し、1983年に販売促進の一環としてパレードを企画。これが日本最初のハロウィーンパレードとされているようです。その後、1997年に東京ディズニーランドが、そして2002年にUSJが、ハロウィーンイベントを始めたことで認知度が上がり、仮装パレードやパーティーとして定着。毎年、各企業が関連商品やイベントを打ち出す一大商戦になりました。

 マーケット関連用語に「ハロウィーン効果」というものがあります。毎年10月のハロウィーンの時期に株価が下落し、その後、春にかけて株価が上昇する傾向にあるというものです。「大手ヘッジファンドによる決算調整のための換金売りが出やすいため」とされていますが、理由は諸説あり。明確な根拠こそないものの、経験則に従えばハロウィーンの頃に株式を買っておくとよいそうです。

 今年は通説通り「ハロウィーン効果」が見られるのでしょうか。自民党総裁選、衆院選、コロナ、テーパリング、中国の不動産大手の信用不安......気になることばかりです。秋の夜長も「日経ニュース プラス9」にどうぞお付き合いください。

榎戸教子

日経ニュース プラス9 メインキャスター
榎戸教子

記事は日経プラス9クラブ会員向けのメールマガジンで毎週金曜日に配信しています
詳しくはこちら