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  • 2021.09.20 MON

    30兆円破綻秒読みか?「中国恒大」経営危機の影響は

    中国の不動産大手、中国恒大集団が30兆円を超える巨額の負債を抱え経営危機に直面している。株価は低迷、投資家が本社に押し掛ける事態となっている。中国の不動産バブル崩壊となるのか。習近平政権は救済するのか。危機のシナリオを読み解く。

2021年07月26日(月)セイカは寝て待て 選手村のベッドの秘密

 とうとう1年遅れの「東京オリンピック2020」がやってきました。23日の開会式に先立って一部競技が始まっています。新型コロナウイルス感染が収束しないなか異論が渦巻き、歓迎の世論は盛り上がりません。その一方、8年前「おもてなし」を誓って招致した大会ホスト国の務めを果たそうと続けてきた長年の準備や研究から生まれた結晶が、大会の至るところに光っています。

 今回のオリンピック・パラリンピックの選手村のベッドにも、テクノロジーが敷き詰められています。選手の体型をスマホなどで撮影したうえで身長・体重・年齢などを入力して送信すると、肩・腰・脚に3分割したマットレスの最適な硬さの組み合わせを弾き出してくれます。私も体験してみました。

 数千人のアスリートのデータを基にしたAI(人工知能)の判定は「錦織圭選手タイプ」......悪い気はしませんね。肩が「柔らかめ」、腰と脚が「普通」。その場でマットレスを組み合わせます。腰を支える部分が少し硬いので沈み込みが抑えられるのがポイントで、横になってみると寝返りが少し楽に打てることが分かります。睡眠中、ずっと同じ姿勢の人はいません。何度も打つ寝返りの間に無意識に使われる腰周りの筋肉の疲れを軽減し、アスリートの成績向上につなげてもらう狙いです。

 オリンピック・パラリンピック合わせて2万6000床の大規模かつ感染対策で非接触という今大会ならではの条件が、スマホ撮影→AI判定→3分割マットレスにつながりました。ベッドを提供するエアウイーヴの高岡本州会長兼社長は「オリンピックがなければ分割マットレスの必要性を感じなかった。大会はアスリートのパフォーマンスを上げるために、会社の技術もアップして一般に披露する場」と話してくれました。選手が主役の大会ですが、協力企業にとっても晴れの大舞台。9月5日まで続く「東京2020」のもう一つの見どころです。

岸本好正

日経ニュース プラス9 「マーケット一目瞭然」キャスター
岸本好正

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