パリ近郊に佇むフランスの名門貴族コンデ家の城館シャンティイ城。城内のコンデ美術館は、ルーヴルに匹敵する名画や、世界で最も美しい本のひとつ「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」を所蔵。この美術館をつくりあげたのが最後の城主オマール公でした。革命の騒乱期、亡命生活をおくりながらもコレクションを続けたフランス最後の国王の息子。彼の想いとは?ヴェルサイユの原型とも言われる庭園や大厩舎での馬術ショーなど、シャンティイ城の魅力に迫ります。