新年度がスタートしましたね。4月から「日経ニュース プラス9」の担当が火曜日と水曜日に変わりました。ひとつ曜日が変わっただけなのですが、顔を合わせるメンバーも変わり新鮮な気持ちで過ごしています。
そして保育園のクラスがひとつ上がった我が家の息子くんはというと......友達は変わらないものの、教室と先生が変わってまだまだ号泣しながら教室に入る日々です。新生活がスタートした方もそうでない方も、また1年間頑張りましょう!!
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| 人気のTikTokですが... |
今週11日のプラス9では、動画投稿アプリ「TikTok」のリスクについてお伝えしました。15秒から1分ほどの短い動画が若者たちを中心に人気を集めていますが、今アメリカをはじめ世界各国で利用に規制をかける動きが広がっているのです。お恥ずかしながら私、アプリをダウンロードしたきりほとんど使いこなせていないのですが、スマホ普及後に生まれた「スマホネイティブ」の子どもを持つ身としてはリスク管理をきちんとしておかなければと、いつにも増して前のめりでお話を伺いました。
一番の問題と考えられているのは「情報漏洩」。連絡先や位置情報などは「プライバシーポリシー」(個人データをどう取り扱うかなどを示した指針)に従って取得することが公表されていますが、これが悪用されてしまう可能性があるということなんです。でも、これはほかのアプリでもいえることですよね。「TikTok」がなぜここまで規制されているのかというと、その理由は運営するバイトダンスという会社が中国企業だからです。
中国では2017年に国家情報法が成立しました。この法律には、中国の企業や国民は、国からの要請があればすべての情報を差し出さなければいけないという規定が含まれています。つまり「TikTok」から漏れた情報が中国で様々な形で利用されてしまう可能性があるということなのです。
例えば行動履歴や嗜好性などからハニートラップをかけられたり、顔や声の特徴を使ってフェイク動画を作成し世論操作に利用したりといったことも、できてしまいます。まだ日本では規制する法律などはありませんが、今後議論される可能性は高まっています。大切なのは利用する私たちがきちんとリスクを理解すること。知らずに使って利用されてしまうのが一番恐ろしいですよね。
いつか子どもにリスクをきちんと説明するためにも、私も新しいアプリについていけるよう努力する1年にしてみようと思います。できるかな......(笑)。

日経ニュース プラス9 キャスター
須黒清華
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