19日の放送ではシニア起業を取り上げ、ホテル向けコンサル会社を定年後に立ち上げた朝倉博行さんを取材しました。現在は海外ホテルの再建を手がけています。朝倉さんは大学卒業後、第一次オイルショックで就職難の中で第一ホテルに入社。ベルボーイからキャリアをスタートさせ、購買や新規開発などホテルマンとして会社員人生を駆け抜けてきました。
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| 定年後に1人で会社を立ち上げました |
2015年。定年まで3か月に迫り、ようやく定年後の人生を考え始めました。60歳から65歳までは名古屋や京都など各地で新規ホテルのプロジェクトを抱えていて考える時間がなかったのです。「そろそろ何か準備しなくてはと頭の片隅で思っていても現実はそれどころじゃなかった」と当時を振り返ります。
「どうしよう」。困ったときに出会ったのが、中高年の起業支援を手掛ける銀座セカンドライフでした。「会社の名前を考えるのと、今までやってきたことの棚卸だけしてください」。そう言われて肩の荷が下り、自分のペースで会社を経営することを決めました。
現在のホテル業界について「会話が減って事務的になっていて、サービスのレベルが下がっていると感じる」と言います。「後期高齢者だから」と言いながらも、75歳で海外出張もこなす朝倉さん。あたたかな接客のあるホテルを取り戻したい、そんな意欲を感じました。

