日経おとなのOFF
毎週日曜日 夜10時00分 「日経おとなのOFF」がテレビになりました
おとなの常宿 上質な宿を紹介
花紫
柔らかく繊細な風合い。その宿には、和紙の美しさが溢れています。和紙は光の変化によって趣の異なる世界を映し出します。夜は月明かりの森のなかにいるような情緒を・・・陽の光が溢れる昼は、木漏れ日の中にいるような爽やかさを演出します。和の温もりに包まれ、和の伝統の進化を感じてみませんか。

石川県にある山中温泉。
1300年続く湯の里には、松尾芭蕉も長く滞在したと言われています。
樹齢2300年を越えるご神木が見守る町。時を経ても変わらない渓流の畔に、『山中温泉 花(はな)紫(むらさき)』があります。

扉の先は、和紙の世界。柔らかく優しい明かりが満ちています。ダイニングをデザインしたのは、和紙を使った様々なインテリアアートを手掛けている、和紙デザイナー・堀木(ほりき)エリ子さん。紙漉きの技を継承しながら進化させ、和紙空間を提案し続けています。
温もりを感じさせる光の壁。糊を一切使わず、畳三畳分の和紙に薄い層のデザインを重ねて一枚に漉き上げています。

刻々と表情を変える水の流れや繊維の状態を捉えながら、幾層にも漉き重ねて生み出される模様。表面のムラは、和紙全体に水滴を投げつけることで作られた、滴の記憶です。
華やかさを放つ(和紙の)光の柱。
蒸気が立ち、良い兆しが湧き上がるという、日本古来の文様「立涌(たてわく)」をモチーフにデザインされています。




