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誇りの地 巡礼 地域の魅力を再発見する

2014.07.15

<7月の旅先>「フランス」 ノルマンディー地方


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森の中に佇む酒蔵で、伝統の蒸留酒が造られています。シャトー•デュ・ブルイユ。重要文化財に指定されている古の邸宅は、酒蔵のシンボルになっています。

蒸留酒「カルヴァドス」。世界で最高のリンゴ酒と称されています。ヨーロッパでリンゴを使った発泡酒が造られたのは、13世紀頃。16世紀には、ノルマンディー地方でその発泡酒を加熱、蒸留した酒、「カルヴァドス」が造られました。

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広大な森の中で、伝統の味を作り出す技は受け継がれています。凝縮した液体が「カルヴァドス」になります。その薫りは……

蒸留は2回。豊かな味わいと薫りを作り出す、こだわりの製法です。蒸留後は、タンニンを多く含むオーク材の樽で熟成。樽の中でタンニンを吸収しながら、琥珀色へと変わって行きます。熟成の具合は定期的に確認します。

熟成の間、「カルヴァドス」は樽を通して外気を取り込み、強い薫りと深い味を育みます。樽ごとに個性が異なる「カルヴァドス」。ブレンドすることで、繊細な味が造られているのです。

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敷地内には店があり、購入することも出来ます。そして、試飲も……

15年以上熟成させたものだけをブレンドした「カルヴァドス」。20年物は、琥珀色が濃くなり、味わいは深くなります。貴重な40年物。飴色でまろやかな味、芳しい一杯です。

400年の時を経て受け継がれている、「ルーアン焼き」の絵付けの技。豊かな自然の中で息づいている、「カルヴァドス」の醸造の技。ノルマンディー地方で、職人たちが生む美と味を、風景と共に満喫してみませんか?

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