日経おとなのOFF
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誇りの地 巡礼 地域の魅力を再発見する
2014.06.24
<6月の旅先>「日本橋」 人力車
いつもより少し高い目線で、風を感じながら街を眺める。明治時代に生まれた人力車、一度は廃れた人力車は2004年に復活は果たしました。人力車発祥の地、日本橋で、新鮮な風景を見つけてみませんか?

東京都中央区日本橋。
この町を発祥の地とする老舗や施設は、数多くあります。普段見る機会の少ない人力車も、実は、日本橋生まれです。日本橋を走る人力車。その歴史は、明治時代の初めに遡ります。
1868年、3名の日本人発明家グループは、馬車から着想を得て人力車を完成。彼らは、2年後、東京府から製造と販売の許可を取得しました。
同じ年には、日本橋のたもとで人力車を使った営業を開始。当時は、貴族や政治家、医者などが利用し、庶民にとっては、憧れの乗り物だったと言われています。その後、カゴより早く、引き手一人で運搬することができたため人力車は全国へと普及し東京では、10年足らずのうちにおよそ2万5000台にまで増えました。
しかし、昭和へと時代が移ると人力車の数は都市交通の発達によって減少し、日本橋からも姿を消してしまったのです。

日本橋の人力車が復活したのは、2004年。引き手15名、車7台、完全予約制の観光人力車です。今回は、日本橋に今尚残る時代の面影を巡ります二人乗りのゆったりとした座席。揺れを心地良くするため、適度なクッションが中に入っています。
引き手は、いつもより少し高い目線の風景を心地よい風を感じながら楽しませてくれます。




