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コラム

伝説が現実になった夜

 衝撃の発表から約1年。ついにやってきました、オアシスの再結成ツアー『oasis Live '25』。平日の真っ昼間にチケットサイトと30分以上にらめっこし、抽選を申し込んで、争奪戦を制してからあっという間でした。

問題なく、この日を迎えられました


 なんの問題もなく、この日を迎えられたことにまず感動①。

 音楽をやっている人なら少なくとも1回はカバーしたことがあるんじゃないかという、オアシスの楽曲。幅広い世代にも愛されるバンドが、再結成されて、日本でライブをしてくれて、それを聴きにいけることに感謝です。

 そして感動②は座席。なんと東京ドームアリーナの最前列。

 スピーカーが目の前にあったので、ドーム特有の音揺れもなくクリアなサウンドに加えて、ご本人たちを肉眼で捉えることができました。角度はきつくてステージは見えづらかったですが、それだけでテンション爆上げです。

 ライブが始まれば、オアシスが作り上げる空間にただひたすら浸るのみ。私はオアシスのライブは初めてだったので、リアムが歌う姿を見て、本当にロックンロールスターの立ち姿で歌い上げるんだと、改めて感動しました。

 何度も聞いている楽曲なのに、いわゆる「イギリス的」ロックは生で聴くとインパクトが違いますね。完全に The Beatlesだ、と、彼らから影響を受けたのがよくわかる、「エモい」メロディと荒々しいロックサウンドが共存していて、心に染み渡ってきました。オアシスの全ての楽曲は、やっぱりリアムの声じゃないとしっくりこない。いろんなカバーがありますが、オリジナルの良さは言葉にすることが難しい。言語化できない感激の仕方ってこういうことかと、ふわふわした気持ちでした。

 オープニングもノエルとリアムのハグで始まり、エンディングもハグで終わる。色々あった後の兄弟の温度感って、なんとなくわかりますよね。ライブをいいものにしようという、同じ目的を持った二人が作る空間は、他のアーティストのライブでは感じたことがない空気感でした。

 再結成してくれて本当に良かったと、そしてライブを実現し続けてくれていて本当にありがたいとありきたりな言葉ではありますが、強く感じました。