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コラム

今年一番楽しみだった日

 元政治部記者として自民党総裁選の取材を少ししつつ、先月はライブ三昧の1ヶ月でした。一番好きなアーティストのスティングに始まり、アコースティックギターの使い手トミー・エマニュエル、ノラ・ジョーンズやBlue Note Jazz Festivalなど、眼福ならぬ「聴福」とでも言いましょうか、贅沢な時間を過ごしました。

 中でもスティングのライブは1年の中で一番楽しみにしていた日。東京では有明アリーナで2daysの公演だったので、もちろん両日とも行ってきました。

1日目に行った時の写真です


 1日目はギターのドミニク・ミラー側。2日目はベースのスティング側だったので、2日間で両方の楽器をよく聴くことができました。

 やはりドミニク・ミラーのギターのタッチや響かせ方が絶妙で、あの音色に惚れない人はいないのではないかと思うほどです。

 スティングの音楽、またポリスの音楽に出会ったのは大学の頃でしたがポリス時代の勢いがある、前衛的な楽曲もソロになってからのジャズの要素を多く取り入れた楽曲も聴けば自然と涙が出てくるくらい、心の緊張や疲れをほぐしてくれる「癒し」です。自分が弾く音楽はよりロック色が強いですが、心を揺り動かされる音楽と、やりたい音楽は少なからず一緒ではないなと再認識しました。

 特に今回のライブは原点回帰とも言えるスリーピース。スティングの楽曲になってからは楽器の数も増えていたので、どうアレンジするのか気になっていましたが、ベース、ギター、ドラムのみでも、満足感のあるパワフルな音と、楽曲の軸が見える洗練されたアレンジに再び感動しました。

 1年の一番の楽しみが終わってしまって、この後何を楽しみにしたらいいのか、途方に暮れているところではありますが、しばらく真面目に働こうと思います。

 これまでも働いていなかったわけではないのですけどね。メリハリって大事ですよね。