NIKKEI NEWS NEXT

コラム

アリーナ建設ラッシュ

 10月3日にオープンするトヨタアリーナ東京を取材しました。NIKKEI NEWS NEXTでも特集されていましたね!

トヨタアリーナ東京を取材しました。


 プロバスケットボールチーム、アルバルク東京の本拠地ですが、年間の試合数は30試合。試合のない日はライブやMICEの会場としても稼働する予定で、すでに年内の予約は100%なんだそうです。

VIP向けの設備が充実していました。


 コートが目の前に広がるテラススイートは1部屋80万円から!VIP向けの設備が充実していました。

 こうした「稼げるアリーナ」の構想は、2016年に国が掲げた「スポーツの成長産業化」の政策のひとつとして持ち上がったそうで、全国でアリーナの開業が相次いでいます。

 一方、物価や建築費の高騰で、東京都内では老朽化した公立文化施設の建て替え工事が進まない、そもそも再整備する事業者が決まっていないという現状も。

 長年愛され、建物そのものに価値がある施設が改修されることなく、そのままになっている姿を観ると心が痛みます・・・。

 昨年、フランス・パリで行われた夏のオリンピックでは、ヴェルサイユ宮殿や、1900年のパリ万博で建設された建物で競技が行われるなど、新設の会場ではなく、歴史的建造物を生かした取り組みが多くみられました。

グランパレで行われたフェンシング。
プロジェクションマッピングを活用し、華やかな演出になるよう創意工夫されていました。


 地震のある日本では耐震性などの問題はあるかもしれませんが、日本特有の「もったいない精神」で、必要なところだけ改修し、すでにあるものを存分に生かすという視点もこれからは必要かもしれません。