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コラム

「バターベア」を買う中国人

 みなさんバターベアというキャラクターをご存知でしょうか?タイの洋菓子店バターベアのマスコットキャラクターなのですが、中国を中心に世界で話題に。SNSでは5000万回以上再生されました。

バターベアが人気を集めています


 もともとこの洋菓子店はオンライン販売のみでしたが、バンコクに去年できた商業施設エムスフィアに初めて実店舗を開きました。休日には店頭でバターベアがキレキレなK-POPのダンスを披露。ぬいぐるみやTシャツといったグッズも豊富に取りそろえているほか、プリクラも撮れるようになっています。メインの商品のクッキーは10枚で2500円と、500ミリのペットボトルの水が50円のことを考えると高価ですが、休日には店の前に行列ができていました。

 「買い物だけでなく、見て、食べて楽しんで欲しい」。エムスフィア運営会社のオンティラーさんはバターベアを誘致した狙いを話します。「体験型」。これは三越伊勢丹や高島屋、パルコ、マルイを日本で取材した時にも何度も言われたことですが、わたしはこれほどまでに体験にワクワクする商業施設は初めてで7日の滞在中に4回行きました。

 ただ、タイ人の友人(27)にエムスフィアが楽しかったと言うと「ハイブランドが多くて高すぎる。バターベアもいまは中国人が買ってるだけ」とバッサリ。観光客に好まれるのかなと思いました。