先週タイ・バンコクに出張しました。スワンナプーム国際空港で配車アプリのグラブを使って車を呼び高速に乗ると、飛び込んできたのは中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)や長安汽車の「Deepal」の看板です。5年前に訪れた際にはこんなに中国メーカーの看板はなかったため、驚きました。
![]() |
| タイは日本車の牙城ですが... |
実際にどれだけ中国メーカーの車が走っているのか。12月4日午前11時頃、バンコク市内のホテルからスワンナプーム国際空港に行く高速道路で10分間目視で確認してみました。
結果は10台に1台が中国系。トヨタ自動車10台、いすゞ自動車6台、日野自動車4台、ホンダ3台、マツダ1台、三菱自動車1台、米フォード・モーター1台、独メルセデス・ベンツ2台、独BMW1台、上海汽車集団系「MG」2台、そして私が乗っていた広州汽車集団傘下の「AION」1台でした。
![]() |
| グラブで呼ぶと中国系の「AION」が来ました |
乗っていたAIONはグラブで呼びましたが、充電もでき、内装も綺麗です。バンコクではトヨタ、ホンダ、スズキ、合衆新能源汽車の「NETA」、長城汽車(GWM)、MGにも乗りました。どの車でも乗り心地に大きな違いを感じず、エンブレムを確認しないと自分が中国系メーカーの車に乗っているのかわかりません。
「日本メーカーのEVがあったら乗りたいけど、選択肢として中国メーカーしかなかった」。2年前に日産からGWMに乗り換えたピーさんは話します。中国メーカーは日本メーカーに比べてメンテナンスなど質では劣ると言いますが、「乗っている中国EVを友達にもすすめたい」と満足げなのが印象的でした。
確実に中国メーカーが勢いをつけている中で、日本勢がどう出るのか。タイ、そして東南アジアの自動車の行方は。今夜の番組で詳しく紹介します。是非ご覧ください。


