黒い報告書 女と男の事件ファイルⅡ「仮面」

キャスト

石黒賢

週刊新潮編集部・黒い報告書担当真田淳一

石黒賢

主人公の「黒い報告書」担当者・真田淳一は、妻と娘に愛想をつかされ別居中の編集者。
言ってはいけないことを、ついポロリと言ってしまうことで、作家や周りの人たちとモメてしまう、いつも寝癖頭のずぼらな男を石黒賢が演じます。
エリート役が多かった石黒賢には珍しくコミカルな役。
怒ったり困ったり、喜怒哀楽の激しい中年男を演じきっています。

コメント
Q.今回のゲスト作家役の広田レオナさんと京野ことみさんと共演していかがでしたか?
広田レオナさんは、僕の29年前のデビュー作以来の共演でした。10代だった自分を知っている人と会うのは結構恥ずかしいものなんですが、感慨ひとしおというか。ドラマの設定の中でも僕が学生時代に憧れていた人ということだったので、同窓会をしながら撮影をしているような雰囲気が現場にあって、すごく楽しかったです。
京野ことみさんは以前もご一緒したことがあるんですが、その時はまだ彼女が10代で、すごく元気でハツラツとしていた印象があったんです。それが彼女自身もご結婚されて、こんなことを言うのはせん越ですが女優として成長されていて、彼女は自分の中でロジカルに役を組み立てて演技をしようとする人だなと感じました。
Q.このドラマはエロありドロドロもあり、とのことですが、エロとドロドロの魅力とは?
実際の事件の当事者役をやっている俳優さんたちが、舞台をメインにやってらっしゃる方々なんですが、素晴らしいんですよ!お芝居にリアリティがあって、すごく素敵で、体当たりで演じてらっしゃる。それが「黒い報告書」というドラマに合っていて、説得力を持たせていると思います。エロについては、監督もスタッフも我々も、指先の動きや汗で表現出来ないかとか、現場で色々ディスカッションしながら撮影しています。男性がそそられるシーンもあれば、女の人から見てそそられるシーンもあるだろうし、最大公約数的に狙いにいっているところが楽しくもあり、難しくもあります。 殺しのシーンも、すごく象徴的に映画監督のセンスが出るところだなと思いました。何回も刺されるうちに羽毛が舞い上がって、キリストの母子像になぞらえるカットがあったり、人の命が消えていく様というのを象徴的に表現していて、エロとグロ、その両方の要素が物語に出てきます。
Q.「リア充の女」というタイトルですが、今、私生活で充実していることはありますか?
リア充という言葉を知らなくて、うちの娘に「リア充って知ってるか?」って聞いたら、「リアルな充実」でしょってあっさり答えられてしまったりして(笑)。僕自身は、真田のように普段の仕事があまりに忙しくて自分自身を顧みる時間がないのかわかりませんが、そんなことを改めて思ったことがないというのは、鈍感なのか、幸せなのか。でも、それが幸せなのかなと思います。今はおかげさまでリア充です(笑)。
Q.深作監督とは2回目、篠原監督とは初めてですが、2人の監督の魅力や感想を?
深作さんは、いわゆる僕自身が思っている映画監督のイメージのままというか、「こういう作品を作りたいんです!」というのを持っている方です。
篠原さんはシリーズの2回目を撮っているということもあるんでしょうが、ある程度レギュラーの役者がやる様を見ていて、それからゲストや我々に演出をつけていく、しかも役者の近くに行って物静かにものを言われる方です。同じシリーズでも監督が違うだけで、こんなに作品としてのタッチが変わるのかなと思ったのは今回が初めてで、このドラマの面白さを改めて感じました。

週刊新潮編集部

  • 週刊新潮編集長 江藤一輝(川村毅)
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