2020年12月11日(金)ウォール街ご意見番の「びっくり予想」 榎戸 教子
2020年もあと半月ほどになりました。『日経プラス10』の放送は年内あと11回です。この時期、個人的に毎年、行っていることがあります。それは、アメリカの投資会社ブラックストーン・グループ副会長で、ウォール街のご意見番として知られるバイロン・ウィーン氏が発表している「びっくり10大予想」の答え合わせ。2020年1月6日に発表されていたその内容は...。
1. S&P500指数は年内に3500超に上昇するが、たびたび5%を超える調整局面も
2. 米景気は市場予想より弱いが後退せず。FRBは1%まで利下げ
3. 需給の緩みから米長期金利は2.5%近辺まで上昇
4. 米中交渉で中国の知的財産権侵害を抑制する第2段階の包括的な合意はなし
5. 米議会選挙で民主党が上院の議席の過半数に
6. 原油価格が1バレル70ドルを超える水準に上昇
7. 英国が有利なブレグジットに成功し、英株高とポンド高に
8. ハイテク大手に対する政治的、社会的な風当たりが強まりアップルなどのFAANG銘柄が相場全体に劣後
9. 小型機「737MAX」の出荷が再開され、ボーイング株が相場のけん引役に
10. 主要企業が開発を取りやめ、自動運転の実現が先送りに
1と2と4は正解。米連邦準備理事会(FRB)の利下げや投資意欲の盛り上がりなどを背景に米株式相場の上昇は続くこと、そして米中覇権争い、経済から知財への移行を予想していました。ウィーン氏のびっくり予想。36回目となる2021年版は1月初旬に発表される予定です。2020年には入っていなかったコロナの影響をどのように盛り込むのか注目です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFZ00029_U0A201C2000000
(バイロン・ウィーン氏「21年はコロナ終息への過渡期」12月8日付の日本経済新聞)
日経プラス10メインキャスター
榎戸教子
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