番組表

誇りの地 巡礼 地域の魅力を再発見する

2014.05.13

<5月の旅先>「金沢」 加賀友禅

金沢の風土と文化が生み出した、加賀友禅の魅力に触れる旅。加賀友禅の特徴の一つが、自然を写実的に捉えて絵柄。加賀友禅に袖を通し、金沢の街を散策してみませんか?

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石川県、金沢――
江戸時代、加賀百万石の城下町として栄えたこの地には、今も街のそこかしこに歴史の風情が漂います。街に息づく伝統工芸品の一つが、加賀友禅です。

兼六園の近くにある、『加賀友禅伝統産業会館』。様々な加賀友禅を展示し、作品の魅力を多くの人へ伝えています。館内では、染色の技、手描きの実演の様子も見学することが出来ます。

友禅染めとは、絵柄の輪郭に沿って糊を置き、色が輪郭の外へ染み出さないようにする染色の技のことです。京都で活躍した扇絵師・宮崎友禅が、考案したとされています。友禅染めは、上方の元禄文化の中で花開きました。金箔や刺繍を施し、華麗な絵柄を特徴とする「京友禅」を始めとして、染色の技は日本各地へと広がり、それぞれの地で独自に発展したのです。

金沢の地で開花したのが、加賀友禅。自然を写実的に捉えた絵柄を、特徴の一つとしています。「虫食い」は、代表的な表現技法。自然のありのままの姿を、草花の模様として活かしているのです。

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