日経おとなのOFF
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マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介
2014.12.05
琳派400年の足跡をたどり京都へ
今からおよそ400年前に誕生し、日本の美術史のみならず、世界の名だたる画家たちに大きな影響を与えた「琳派」。今回は琳派の礎を築いた3人の人物に注目し、琳派の魅力に迫ります。琳派ゆかりの地で出会える様々な作品。この冬、その世界に浸ってみてはいかがですか?
来年は、琳派誕生400年。様々な記念の催しが開かれます。注目は、琳派の中心人物たちのゆかりの地を巡り、特別公開の作品を拝観するツアーです。

ゆかりの地の一つ、本阿弥光悦の墓がある京都市上京区の「本法寺(ほんぽうじ)」本阿弥光悦は書を始め工芸や陶芸などあらゆる才能を発揮し、琳派の礎を作った一人です。
寺にあるのは経典をいれる「花唐草螺鈿経箱(はなはなからくさらでんきょうばこ)」。色の違う貝を使い細やかな螺鈿装飾が施されています。


ここでは、もう一つ名作と謳われる作品「赤楽馬上杯(あからくばじょうはい)」も観賞できます。

寺には光悦がさらなる才能を発揮させた作品があります。光悦が作った唯一の庭園書院の前に広がるのは、「三つ巴の庭」と呼ばれる枯山水の庭園。国の名勝に指定されている庭です。光悦ならではの枯山水が表現されています。
光悦は、より水の流れを感じられるように白い筋の付いた石を選び、斜めに置いた石でほとばしる滝水を表現したのです。




