先月、生後数か月から約3年間お世話になった小規模保育園を、子供が卒園しました。
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| 卒園式にて |
あんなに小さかった子が、背筋を伸ばして卒園証書を受け取る姿や、皆で一生懸命 に練習した歌を歌う姿。その成長の早さに驚かされ、また堂々としたわが子を誇らしく 感じました。一方で「仕事を優先するあまり、この子が重ねてきた『これまで』を、私は どれだけ見守ることができただろうか」との思いがよぎりました。
以前、「なぜ、そこまでして働くのですか?」と聞かれたことがあります。出産後も前と 変わらぬペースで働く私への純粋な疑問だったのだと思います。ですが、その言葉は 今もふとした瞬間に、心の奥底から浮上してきます。
実はいまだに答えを出せていません。おそらく、これからも明確な答えは出ない気が しています。あまりにいろいろな思いや葛藤が複雑に絡み合っています。
それでも、私たち両親がこうして走り続けられたのは、園の先生方のきめ細やかなケ アに助けられてきたからです。親が仕事に向き合う傍らで、子供を温かく包み込み、 のびのびと育ててくださったプロの皆さんの存在が、葛藤し悩みながらしか進めない 私の確固たる支えになっていました。
「なぜここまで働くのか?これで正解なのだろうか?」という自問自答は、これからも 続くでしょうし、そもそも正解があるのかわかりません。けれども、周囲からの温かな支 えに感謝しながら、私は私なりにその問いへの答えを探していきたいと感じています。
そしていつも明るくひょうきんな我が子には「おめでとう」という言葉だけでなく「ありが とう」も伝えたい、そんな気持ちになった卒園式でした。
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| 桜とともに |


