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コラム

非日常の仕事

 先日、BSテレ東で放送されました「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10時~)、ご覧いただけたでしょうか?なんと、私と「日経モーニングプラスFT」のメインキャスターの山田幸美さんがゲストとして出演させていただきました。

収録前に3ショット

 こんなに幸せな仕事が存在してよいものなのか、と収録・放送を終えた今も思います。実は毎週オンエア中に流れる「ゆる宅飲み」の番宣を見ては、おなかを鳴らしておりました。

 帰宅後に録画を再生しながら、画面の前で乾杯したことも多々あります。まさかその番組に自分が出演する日が来るとは、想像もしておりませんでした。

 和田さんは画面から受ける印象そのままの、愉快でさっぱりとした飾らない方でした。最初こそ「ゲスト」という立場に少し緊張しましたが、現場スタッフの皆さんが醸し出すあたたかい空気のおかげで、あっという間に「ゆる宅飲み」モードへ。「もう一杯いこうかな」と思った瞬間に「はい、収録終わりです!」の声がかかって、我に返ったくらいです。

 普段はMCを務めることが多い私ですが、今回はゲストとして座る側になって、改めて気づいたことがたくさんありました。話題の引き出し方、相手が自然と話したくなる間のつくり方、さりげない気遣いのひとつひとつ。和田さんのおもてなしは自然で、「あ、こうやって空間をつくるんだ」と、MCとしての自分へのヒントを沢山感じる収録でもありました。

 何より印象的だったのが、どんな話題も受け止めてくれる安心感です。会話が思わぬ方向に転がっていっても、和田さんは必ずそのボールを拾ってくださる。バレーボールでいえば、コートのどこに飛んできても確実に繋いでくれる「リベロ」のような心強さです。ゲストとしてお話ししながら、「あ、どこに投げても大丈夫なんだ」という不思議な解放感に包まれていました。

 ゲストがつい話しすぎてしまうような安心感は、ホストへの深い信頼感から生まれるものなのだなと、MCの真髄をしっかり学ばせていただきました。実に「良い(酔い?)」学びを得たお仕事となりました。

山田さんと