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コラム

ブルーノートと極上のサックス

 先日は、Blue Note Tokyoに足を運びました。お目当ては、オランダ出身のサックス・プレイヤー、キャンディ・ダルファー。

 キャンディ・ダルファーは去年の『Blue Note Jazz Festival』にも出演していて、私もジャズフェスには行ったのですが、仕事の都合で彼女のステージには間に合わず。

 今回はその無念を晴らすべく、来日するとわかってすぐ予約しました。

来日するとわかってすぐ予約しました


 キャンディ・ダルファーのサックスは、ファンキーで力強いときもありますが、落ち着いた曲の時に、艶やかでありながら深みもあって、音が遠くまで伸びていく心地よさがありますよね。

 初めてあの音色を聞いた時に、アルトサックスでこんな心地よさがあるものかと、一瞬で虜になりました。

 自分もベルギーの学校に通っていた時に、トランペットをやっていた時期がありましたが、あの時サックスをやっていたらよかったなぁと、今更ながらの無い物ねだりも・・・。

 中学1年生の時でしたが、当時無知だった私は、バンド(日本でいう吹奏楽部みたいなものですね)で楽器を好きに選んでいいよと言われ、力強い音が出せるものはトランペットしかない!と。サックスの存在もよく知らず、トランペットを選んだわけですが。当時サックスの魅力にも気づけていたら・・・と悔いるばかりです。

 サックス特有の色気と表現の幅には、「うーん、やっぱりかなわないなぁ」と。ギターにもトランペットにもそれぞれの音色の良さがあるようにサックスの音色にも、唸るものがありますよね。

 ファンクのリズムと極上のアルトサックスの音色で満たされる空間に、癒されました。