先日、都内の大学で外部講師として教壇に立ち、90分間の講義を行いました。テーマは「コミュニケーションの基礎」。就職活動を控えた学部生に向けて、「声の重要性」についてお話ししました。
この仕事に就いて15年以上、様々な経験を積んできましたが、90分間一人で話し続けるのは今回が初めての挑戦。準備の段階からかなりの緊張感がありました。
![]() |
| 大きな学びのある時間となりました |
それでも当日は私自身にとっても大きな学びのある貴重な時間となりました。
面接やプレゼンの場では、緊張から早口になったり、声が上ずったりしてしまいがちです。
けれど、ほんの少し声を低めに保ち、ゆっくりと話すことを意識するだけで、話し手の印象はぐっと落ち着いたものになり、聞き手の信頼感にもつながります。
これは心理学的にも裏付けがあり、無意識のうちに「この人は安心して話を聞ける」といった印象を自然に与えることができるのです。
講義では、具体的な発声練習や「間」の取り方など、実践的な内容も交えながら進めました。ちょっとした意識の持ち方ひとつで、伝わり方が大きく変わる。
その可能性を、学生たちにも感じ取ってもらえたら嬉しいなと思っていましたが、終わってみると、私のほうが学生の反応から学ばせてもらうことの多い時間だったように思います。
ちなみに、90分間話し続けるというのは、想像以上に体力を使うものでして......。
![]() |
| 授業する側の大変さを実感しました |
講義が終わった後には、心地よい達成感とともに、「授業って、聞く側だけでなく、話す側にもかなりのエネルギーが必要なんだな」と、あらためて実感しました。
新しいチャレンジはたしかに大変でしたが、それ以上に得るものが多く、達成感もひとしおでした。
そしてもちろん、その夜のお酒は最高に美味しかったです。


