前田敦子は、ブリスベン郊外のイプスウィッチに住む「コアラケアラー」のモーインさんの元を訪ねる。モーインさんは2年半に渡り、親を亡くしたりはぐれたりした孤児のコアラの里親になってきた。
丁度、育てられていたのはおよそ1歳になるベイカー君というコアラの子ども。コアラのミルクやりなどの初体験をした前田は、孤児が増え、同時にコアラの絶対数が減っている現実を実感する。
コアラ減少の最大の原因は、急激な都市化により生息地域が減っていることである。前田は、そんなコアラの状況を危惧して街ぐるみで対策に取り組んでいるレッドランドという街を訪れる。ここでは車が走る道路のすぐ脇や、住宅地のすぐそばに野生のコアラが生息している。人口が増えた結果、人々は仕方なくユーカリの森を切り開き住宅街を造った。
しかし、動物介護ボランティア・ジェニーさん宅では、敷地の半分の森を絶対に開発しないという契約を結んでいるという。
ワラビーが走り回るその森を見て、前田の中で何かが変わってゆく。
野生動物との共生を目指す一方で、コアラが犬にかまれたり、車に轢かれるという悲惨なケースも絶えない。
その現実や傷ついた動物を救う「動物レスキュー」の活動も紹介する。











