前田敦子 希少動物の大地 オーストラリアをゆく

前田敦子がネイチャリングドキュメンタリーに初挑戦! オーストラリア大陸、そして神秘のタスマニア島で、 絶滅が危惧される野生動物の“今”をリポート

第一章

希少動物たちの今を知るために、オーストラリア・クイーンズランド州のブリスベンに降り立った前田敦子。
まず訪れたのは、野生動物を保護している「カランビン・ワイルドライフサンクチュアリ」。自然に近い環境で暮らすカンガルーたちにエサをあげた前田、その感想は?

そして今回、特別な場所に入れてもらう。それは、コアラの家。初めてコアラを抱いて大興奮の前田に、男性ガイドは「コアラを抱いた観光客からもらったお金で、保護が成り立っている」と説明する。今やコアラは絶滅危惧種に指定され、普通の状態では人間との共存が難しくなっている。

施設に併設された動物病院で、前田は日本人女性の獣医・床次史江(とこなみふみえ)さん(29)に出会う。オーストラリアの大学を卒業したばかりの史江さんは、幼いころに訪れたオーストラリアの野生動物に魅了され、獣医を志すようになった。史江さんに病院を案内してもらい、コアラの定期検診に立ち会う前田は、「自然に還せない動物は安楽死させるしかない」という厳しい現実を知る。