登場人物
康熙帝(こうきてい)
宮廷内で初めて若曦に出くわした時の、若曦の聡明さと物怖じしない振る舞いが気に入り、後にお茶を入れる侍女に任命する。
若曦の言うことに従ったりと、若曦を相当気に入っている。
最大の悩みの種は後継者選出。
1654年5月4日―1722年12月20日(順治11年3月18日~康熙61年11月13日)
順治帝の第三子。母は孝康章皇后佟佳氏。わずか8歳で即位。その後三藩を廃止する決定を下し、1673年三藩の乱が起こる。1681年にようやく鎮圧し、1683年には台湾をも制圧し、中国を統一する。康熙帝は弓の達人で、毎夏に蒙古に赴き狩猟を楽しんだとされる。
皇太子を立てることなく68歳で病死。“九王奪嫡”が巻き起こる。
馬爾泰 若蘭(ばじたい・じゃくらん)
若曦の姉で、第八皇子の側室。常に若曦のことを思い、母の様に若曦を見守る。第八皇子のせいで恋人が亡くなったと思い込み、第八皇子に嫁いだ後も、皇子を受け入れない。
郭絡羅 明慧(かくらくら・めいけい)
第八皇子の正室。第八皇子を心から愛するがゆえに、若曦を窮地に追い込む。しかし“九王奪嫡”で敗れた第八皇子を支え、第八皇子のために壮絶な最期を自ら選択する。
郭絡羅 明玉(かくらくら・めいぎょく)
明慧の妹。第八皇子の側室である若蘭とその妹・若曦をいびるのが楽しみ。康熙帝からの命令で第十皇子と結婚するが、若曦を忘れられない第十皇子に嫉妬する。
蘇完瓜爾佳 敏敏(そかんかじか・びんびん)
蒙古王の娘。康熙帝を歓迎する宴で、一緒に来ていた第十三皇子に人目惚れしてしまう。若曦とは姉妹の様に仲良くなるが、若曦に騙されて一時は仲が悪くなってしまう。
玉檀(ぎょくだん)
幼い頃、皇子に助けてもらい、宮廷侍女になる。
若曦の下で働く。
第九皇子の命令である任務を行う。
緑蕪(りょくぶ)
第13皇子が愛する妓女。
皇子が幽閉中も側で皇子を支え続ける。
二人の間に娘・承歓をもうける。
巧慧(こうけい)
若蘭に仕える侍女で、若曦にとっては姉のような存在でもある。
若曦が病気になり、面倒を見る。
その他の登場人物
提供:アジア・リパブリック5周年