あらすじ
第八話「医者と毒薬」
一介の町医者だった吉野道順(甲本雅裕)は6年前、腕を買われて幕府の御番医師を代々務める吉野家へ婿養子に入った。今や家柄、技量、実績と揃っており、将軍の脈を診る医師の最高位・奥御番医師の後釜にすわると見られていた。そんなある日、町医者時代の女・お千代(中島ひろ子)から突然、文で呼び出される。お千代は気立ての良い女で、道順の子を身籠っていたが、手切れ金を受け取り潔く身を引いていた。出世を目前にして警戒する道順に、お千代は毒薬を渡すよう迫る。女中として世話をするお品(志保)が、姑のお政(山下容莉枝)にいじめ抜かれているのを見ていられず、お政を殺すのだという。さらに断れば道順を騒動に巻き込むと脅す。弱った道順は「毒薬」入りの小瓶をお千代に渡すのだが…。











