放送番組審議会 │ Broadcasting Council

放送番組審議会議事録(書面開催)

第105回

開催日時      :
2021年4月15日(木) 13:00 ~ 14:50
出席委員      :
岩佐委員長、清水副委員長、西條委員、坂口委員(以上4名は会議室で参加)
石黒委員、原田委員、村口委員、山﨑委員(以上4名は、リモートで参加)
局側出席者     :
田村社長、大村常務、脇坂取締役、澤井取締役、内海制作局長、
石井編成部長 兼 視聴者センター長、横川放送番組審議会事務局長
議事概要:
1) 報告
*社長から、
 ①2020年度第3四半期の会社業績、および、2020年度第4四半期の見通し
 ②2021年1月クールの視聴データ
                           について報告した。

*編成局長から、
 ①2020年10月から2021年3月までの放送番組の種別及び種別ごとの放送時間
                           について報告した。

*編成部長 兼 視聴者センター長から、
 ①2021年4月クールの基本番組表
 ②2021年1月から6月までの主な特番
 ③2021年1月から3月までの視聴者対応状況
 ④2021年1月から3月までのホームページのアクセス数
                           について報告した。
2) 審議
①「日経ニュース プラス9」
 2021年4月7日(水)20:54~21:54放送
②「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」
 2021年4月7日(水)22:00~22:55放送

席上、委員から以下のような意見が出されました。

① 「日経ニュース プラス9」
  • 女性がキャスター陣の中心となって、硬いニュースを柔らかく伝えてくれるのは好感が持てる。
  • 専門的なことについて、信頼がおける方が登場して解説してくれるのは非常によい。
  • 「一目瞭然」のコーナーでワクチン接種率と各国の通貨の強弱の連動について解説していたが、ああなるほどという膝を打つような話で、それだけでも見てよかったと思う。
  • 富山での街おこしの話の中で、スポーツや文化が街づくりのコアになるとか、地方都市や田舎がこれからのキーワードになるという話があったが、その根拠が示されなかった。
  • 東芝の買収提案の話と、韓国のソウルと釜山の市長選挙のニュースはどちらも突っ込み不足だった。
  • 夜10時から9時に移行したことで、家の中がまだバタバタしている時間帯であるところも多いだろうから、その辺の影響がどう出てくるか気になる。
  • 通貨とコロナワクチンの関係の話は、ママ友とでも話せるような面白い話だった。
  • 岡田さんの対談コーナー「地方発 ニッポン再生戦略」は、二人の距離が離れていて、打ち解けていない感じが出てしまうので、撮り方や並び方に工夫があってもよいのではないかと思う。
  • キャスターの山川さん、榎戸さんは、言葉がとても分かりやすい。
  • 岡田さんのほか、上原さん、池上さん、トラウデン直美さんらが出ることで視聴者からは見やすくなるのではないかと思う。
  • 必要な情報、大切な情報をしっかり伝えようとしている姿勢を感じた。
  • 学習教材のように堅苦しく感じて、一部の人たち向けの印象でなかなか選択されにくいと思った。
  • ホームページには、ビジネスに生活者に役立つと記載があったが、生活者不在という印象を受けた。
  • 岡田さんが登場するコーナーは、このニュースの中では一番見やすかったが二人の掛け算にはなっていなかった。核心を突いたところまで行っていなかった。
  • これから色々トライをしていかなければならないと思う。
  • 派手さはないが、落ち着いて見られた。キャスターの榎戸さんの話し方が落ち着いていて丁寧に話していて、女性から女性に伝わる印象としても良かった。
  • ニュース項目が画面下に出ているのが分かり易かった。
  • キャスターの人選が良く、夜9時台の放送というのも良かった。
  • 日経電子版など、日経グループの力を活かした番組であり良かった。
  • 生活よりではなく、経済に特化していても、それはそれでよいと思う。
  • 地味だが落ち着いている印象を受けた。
  • 東芝のニュースは、安全保障上の問題にかかわってくる問題で突っ込み不足だと思った。
  • 岡田さんのコーナーは、富山市ならではの良さを生かした作り方があったのではないかと思う。
  • いろいろ課題があるが、局を代表する番組になっていくと思う。
  • 山川キャスターが出演している土曜朝の番組「ニュースの疑問」で韓国の市長選の続報をやっていたが非常に見応えがあって、勉強になった。

② 「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」 (広島県福山市)
  • 自分が知らないところ、自分が行けないところに焦点を当てて色々な角度から紹介してもらえるのは面白い。
  • MCの中村雅俊さんのコメントも普通で、女性MCも普通な感じで、アトラクティブには見えなかった。
  • 芸人さんが加わって、微笑ましい感じにする演出があっても良いのではないかと思った。
  • 多岐に渡る話題が取り上げられていて、福山に行ってみたいと思った。
  • 暮らしてみたいとは思わなかったが、行ってぶらぶらしてみたいと思った。
  • 世良公則さんの話など、脱線気味の話で盛り上がったが、そのゆるさが良かった。
  • 産業的な側面も紹介して欲しかった。
  • タイトルを見たときに、誰かが地方へ行って暮らしてみる番組なのかと思ったが、旅番組だった。
  • 地方へ行って暮らしてみるということに特化した番組であればすごく特徴的で、それを見るためにテレビを点けたくなるような番組なるのではないかと思う。
  • 市長さんが出演していたのは、その市がどのように歓迎してくれるのかが分かり非常に良いと思う。
  • 広島県福山市の後に、お酒のコーナーが石川県小松市ということで、別の地域だったので唐突な感じがした。
  • 暮らしてみたいという視点ではなく、街の魅力の紹介番組として見ていたので、ちょうど良い深さの番組だった。
  • 都会にないその地域の魅力を「BEYOND POINT」と名付けていたが、イージーな言語感覚で無教養さを出しているのが気になる。
  • 島田律子さんが登場していたが、もっと彼女らしさを出しても良いと思った。
  • 都会を出て暮らすという番組コンセプトは非常に良いと思ったが、内容は旅行番組だった。
  • その地域の良さをちゃんと描いていて素晴らしいが、タイトルに合っていない。
  • 「暮らす」という観点では、魅力的な部分は伝えられていない。
  • 首都圏の人口が今も増え続けている現状を変えるぐらいの大きな志を持って番組を作って頂けると社会的意義があって良いと思う。
  • 実際に暮らしている人がその地域の良さを語るという方が良いのではないかと思う。
  • ワーケーションという番組コンセプトにした方が、リアリティがある。
  • コロナでリモートが増えて、全国どこへ行ってもリモートで仕事が出来るようになったから、こういう番組が出来たのかと思って見てみたら、旅行番組で、ピンとこない内容だった。
  • MCの中村雅俊さんと伊藤さんは、のんびりした感じで良かった。
  • 福山市の部分より、「ここからエール!」というコーナーの方が面白く感じて、良い話だった。
  • 福山市の商品も紹介して売れば良いと思った。
  • 都会を出て暮らそうというコンセプトはとても興味深く、番組も面白かったが、内容はあくまでも旅行番組であった。
  • 医療関係者のワーケーションに取り組んでいるというは非常に良かったので、そちらに寄せても良いと思った。
  • 日本は47都道府県というより、三百余州あり、江戸時代からの連綿とした歴史、伝統、食文化があるので、暮らしを含めた内容としていけば、この番組は非常に可能性がある。
  • 広島県福山市を取り上げたのだから、地元の日本酒やクラフトビールやワインなどを取り上げて頂きたいと思った。
  • 中村雅俊さんはほのぼのとした良いお方なので、この番組にはちょうど良いと思う。

BSテレビ東京の放送番組「BSテレ東EYE」で2021年5月2日(日)5時30分から5時36分の間に放送された。

放送番組審議会委員リスト

(五十音順)

岩佐 英史(いわさ ひでふみ)氏
委員長
1975年 キリンビール(株)入社。マーケティング部長、中部圏統括本部長、サプライチェーンマネジメント本部長、代表取締役副社長を歴任。2012年退任。2013年から、明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科で「ブランドマーケティング」の講師。2016年から日東工業(株)取締役(監査等委員)を務める。
清水敬一(しみず けいいち)氏
副委員長
合唱指揮者として活躍。JCDA日本合唱指揮者協会理事、全日本合唱連盟理事、東京都合唱連盟理事長、東京芸術大学及び同校附属高等学校講師。
村口史子(むらぐち ふみこ)氏 プロゴルファー。1990年6月社団法人日本女子プロゴルフ協会入会、1991年LPGA新人賞受賞、1999年LPGA獲得賞金第1位。
山﨑妙子(やまざき たえこ)氏 財団法人山種美術財団理事、山種美術館副館長を経て、現在、公益財団法人山種美術財団理事長兼山種美術館館長。
石黒不二代(いしぐろ ふじよ)氏 ネットイヤーグループ株式会社代表取締役社長兼CEO。シリコンバレーでハイテク系コンサルティング会社を設立。1999年にネットイヤーグループのMBOに参画し、2000年より現職。
原田 曜平(はらだ ようへい)氏 博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー、サイバーエージェント次世代生活研究所・所長を経て、マーケティングアナリストとなり、現在(2020年12月から)は信州大学特任教授。若者研究とメディア研究を中心に、 次世代に関わる様々な研究を実施。
坂口 理子(さかぐち りこ)氏 脚本家。2006年、『おシャシャのシャン!』でNHKの創作テレビドラマ大賞 最優秀賞。2010年、『風に聞け』で第36回城戸賞。2011年、フジテレビ「月9」枠『私が恋愛できない理由』で共同脚本。映画では2013年、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督と共同脚本)、2018年、『恋は雨上がりのように』、2019年、『この道』、『フォルトゥナの瞳』など。
西條 都夫(さいじょう くにお)氏 日本経済新聞 上級論説委員 兼 編集委員。1987年同社入社。産業部、米州編集総局(ニューヨーク)などを経て、現在に至る。専門分野は自動車・電機・企業経営全般・産業政策など。慶応大学総合政策学部特別招聘教授(2020年9月~21年3月)。東京工業大学非常勤講師(2020年4~9月)。