
2020年の東京オリンピック開催に向けて注目を浴びる“日本”。この番組では、世界に誇る日本の伝統文化・工芸にスポットを当て、日本の凄さや奥深さを発信していく。テーマは「文楽」。知っているようで知らない「文楽」の魅力を、人形遣い・桐竹勘十郎さんの舞台を中心に、さまざまな角度から紹介していきます。さらに、これまで日本舞踊やフルート奏者と共演してきた桐竹勘十郎さんたっての希望により実現した、チェロ奏者・宮田大さんとの生セッションにも注目です!

日本を代表する伝統芸能のひとつで、太夫の語りと三味線が織りなす浄瑠璃に合わせて人形遣いが人形を操る「人形浄瑠璃」と呼ばれる総合芸術。大阪が発祥の地とされ、300年以上の歴史を持つ。人形一体を三人の人形遣いが操る「三人遣い」は、世界に類を見ないもの。1995年に国の重要無形文化財に指定、2009年にはユネスコ無形文化財に登録される。


人形遣い。繊細な動きにより、まるで人間のような心の機微を表現し、文楽界を牽引し続ける。
父は二代桐竹勘十郎。14歳で文楽協会人形部研究生となり、三代吉田蓑助に師事。2003年に三世桐竹勘十郎を襲名する。
2008年、紫綬褒章受章。
出演作:「壇浦兜軍記・阿古屋琴 責の段」「絵本太功記・尼ケ崎の段」「尼ケ崎の段」「義経千本桜」をはじめ、北野武監督の映画「Dolls」など幅広く活躍。

チェリスト。3歳からチェロを始め、数々のコンクールで第1位入賞を果たす。
2009年に日本人初となる第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで初優勝。国内外から熱い注目を浴びる中、音楽祭やソロ活動を行うとともに、東京スカイツリーの天望デッキでの天空演奏会など、意欲的な取り組みにも力を入れている。

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