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2020年11月13日(金)コロナ再拡大「5つの場面」意識を 岸本 好正

 新型コロナウイルスの感染が再び心配な状況になってきました。


 先週(11月6日)、横浜で開いた「日経・F T感染症会議」を取材しました。「感染者の数は確実に増加する。放っとけば」。インタビューに応じた尾身茂議長(政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長)は危機感をあらわにしました。「この冬を、(感染が急拡大中の)ヨーロッパのようにならず、(日本の春のような)緊急事態宣言を出さずに乗り越えられるか重要な局面」として、いわゆる3密になりやすい「5つの場面」を意識してほしいと訴えました。


 「コロナはただの風邪」という主張も根強くあります。確かに無症状で済む人も、いらっしゃるようです。でもこれは本人だけの問題ではありません。無症状の人が感染を広げ、それが閉ざされた空間の病院に持ち込まれたら......感染者が急に増えた場合、医療機関の余裕がなくなってコロナ以外の普段なら命が失われないような病気の治療や手術などが滞る「医療崩壊」の恐れが出てきます。私も先月の思わぬ入院で医療現場の緊迫感を肌で感じました。私は放っておけば失明でしたが、手術や措置が遅れれば命に関わる方々は大勢いらっしゃいます。「ただの風邪」では決してないのです。


 番組で紹介した「5つの場面」を改めて下に載せておきます。一人一人が(それでもかかるかもしれませんが)なるだけ感染を防ぐこと。ワクチンはなお時間がかかりますから、この冬を非常事態宣言抜きで、あの時のような厳しい外出制限なし、つまり経済を止めずに乗り切るためにも本当に大事です。


 来週以降「経済・マーケットwithコロナ」もしっかりお伝えしていきます。ぜひ「3密+5場面」に注意して、お大事にお過ごしください。


コロナ再拡大「5つの場面」意識を



日経プラス10キャスター
岸本好正


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