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2019年4月26日(金)「令和期待」にあやうさ 森松博士

 4月から「日経プラス10」のプロデューサーとして新加入しました。日々のニュース選びや編集に奔走する毎日ではありますが「そこが知りたい」という疑問に忠実にこたえる番組づくりに邁進していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。


 さて、いよいよ今週末から10連休に入り、5月1日の改元をへて令和の新時代が始まります。個人投資家にとって気がかりは株式相場でしょうか。何しろ4月27日からの10連休は東京証券取引所などが長期休場となり、個別株の売買ができなくなります。その間、アメリカの金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)や同じく雇用統計の発表があります。連休中に海外発のサプライズが飛び出せば、連休明けの相場が急変しかねません。最近の株式市場は中国景気の回復期待を追い風に強気姿勢が強まり、改元の祝賀ムードも相まって「10連休後の株高」を見込む声もありますが、さてどうなることやら...。


 連休後の令和相場を占う焦点となるのが、今週から本格化した企業の決算発表の「並び」です。連休前にはソニーや日本電産など比較的好調な内容が期待されている企業が決算を発表していきますが、社数でいうと連休前は全体の15%程度。連休後には米中貿易戦争などの影響が懸念されるトヨタ自動車やホンダなどの車メーカーや業績の先行き不安が消えない東芝などが決算を出します。つまり決算発表に関しては「連休前強気」「連休後弱気」となる可能性があるわけです。連休中の重要イベントを無事に通過し、決算もそこそこなら相場は「あく抜け」という声もありますが、楽観も悲観も行きすぎは禁物でしょう。


日経プラス10プロデューサー
森松博士


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