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2017年8月18日(金)「人生100年」時代の投資 羽田洋子

 先日、政府が「人生100年時代構想会議」の立ち上げを発表しました。安倍政権の看板政策である「人づくり革命」を推進する有識者会議のことで、年齢にかかわらず誰もが人生を再設計できる社会をつくるのが狙いだとか。政府の組織が「人生100年」を大々的に掲げたことに、「もう誰もが100歳まで生きうる時代を迎えているのだ」と感慨を覚えたのと同時に、「どれだけの人が長期化する老後の資金を準備できるのか」と疑問に思ったものです。


 今後、年金の支給額は減り、公的年金の受給開始年齢は引き上げられていきます。一人一人が老後に備える必要から、政府は長年、「貯蓄から投資へ」と旗を振ってきましたが、個人の金融資産はいまだに現金・預金が過半を占めているのです。日銀の資金循環統計によると、家計の金融資産の内訳は、「現金・預金」が51.5%、「債券」が1.4%、「投資信託」が5.4%、「株式」が10.0%、「保険・年金」が28.8%、「その他」が2.9%。10年前と比べても構成比はほとんど変わっていないのです。


 超低金利が当面続くことを考えれば、働いて稼いだお金を運用することで「働かせる」必要がありますが、そうはなっていないのが現実です。どうすれば「資産形成」への流れを作ることができるのでしょうか。


 ということで、来週は、日本証券業協会の鈴木茂晴会長(大和証券グループ本社顧問)をゲストにお招きし、「貯蓄から投資(資産形成)」を実現するための方策や課題についてお話を伺います。鈴木会長は7月に就任したばかりで、大和証券グループ本社社長時代には「異色の経営者」と評されていました。来年1月から始まる積立型の少額投資非課税制度「つみたてNISA」の普及策や国内マーケットをいかに活性化するかなど、幅広いテーマでお話を聞いていきます。


日経プラス10
プロデューサー
羽田洋子


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