番組表

おとなの上級みやげ 喜ばれるお土産に秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く

2014.06.19

長生殿


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混ぜ合わせた材料を木型に詰めます。そして、タタキベラと呼ばれる道具で、押し固めていきます。くっきりと文字を浮かび上がらせ、奇麗な形に仕上げるには、常に均等な力で押し固める熟練の技が必要だと言います。

しばらく乾燥させて、完成。店の2階には、長生殿や冠婚葬祭用に草花の形をした落雁の木型をおよそ1000点展示。加賀藩の和菓子職人としてひたむきに落雁づくりに励んできた職人たちの証を見ることができます。

長生殿が完成した当時、発案者、前田利常は、茶会に菓子職人を呼び、目の前で長生殿を作らせて、できたてを味わっていたと言います。

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利常が楽しんだ、できたての味を再現したのが、製造後30分以内に密封梱包した「長生殿生〆(なまじめ)」。週末に、一部店舗のみで販売しています。

江戸時代より、変わらぬ味と色を守り続けてきた「長生殿」。加賀の茶の湯の文化に思いを馳せながら、味わってみてはいかがですか。

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